今日の新聞の山口版に載っていた記事ですが、新聞社が県内の有権者を対象に実施した世論調査で上関原発の建設反対が58％・賛成が15％だったそうです。やはり福島原発事故の影響を反映したものだろうと思いますが、この結果に対し山本知事は25日の記者会見で「結果として勉強するが、それについて山口県知事としてコメントする考えはない｣と述べたそうです。山本知事は「この件について県民から任されている仕事は公有水面埋め立て法に記された山口県知事の職責を果たすこと」と語り
、「判断ができた段階で、県民にはその考え方についてきちんと説明する」と述べたようです。原発建設の前提となる予定海域の埋め立て免許延長申請について、昨年10月に一度不許可を明言しましたが、3月に可否の判断を来年四月まで先送りする方針を示しています。
なんとも、建設を中止するのか、それとも推進するのか、どちらとも分からない玉虫色なコメントですよね。あれだけ福島原発事故で大きな被害と影響が出ているのを見ていながら、なぜ中止すると明言できないのでしょうか。国政のことを決められない政治と批判していますが、その前に決められない県政をどうにかしてほしいです。
