2月6日に発生したトルコ・シリア大地震から1週間が経過しました。生命生存率が大幅に下がるとされる72時間が過ぎてもなお、倒壊した建物の下にはまだ多くの方が取り残されているとみられ、懸命な救出活動が行われていますが、まだ被害の全容つかめていないようです。亡くなった方もトルコとシリアを合わせて３万人を超えて、5万人を超えるのではないかとも言われています。
この地震は内陸直下で起きた直下型地震で、震源が7キロと浅く、震源地付近では震度7程度の非常に激しい揺れに見舞われたのではないかと思います。
また、この地域は煉瓦を積み上げたような建物が多く、地震による激しい揺れに耐えきれなかったのではないかと思います。
この地震を見て感じたのか、災害は時間も地域も富める者も貧しい者も容赦なく襲い、何もかも奪い去っていくんだなって言うこと。特にシリアは内戦で国が疲弊しているところに起きたこの地震ですからね。
私が懸念しているのが、この地震を利用して、ロシアがよからぬことを考えているのではないかと言うこと。ロシア外交は狡猾なところがあるので、この地域で外交的、政治的に影響力を増大させ、恩を着せて兵器をこの地域から調達し、ウクライナ侵攻に使うのではないかと言うことが杞憂に終わればいいんですけどね。
被災地は厳しい冷え込みと言います。1日も早く復興しますように。
