昨日飛び込んできた、女優の竹内結子さんが亡くなったというニュース。警察は自殺とみているそうですが、このところ芸能人の方が自殺で亡くなるという事案が続いていますね。三浦春馬さんや芦名星さんなどが相次いで自殺により亡くなっています。それぞれ、私達にはわからない、有名人だからこそ背負わなければならないプレッシャーやストレスなどがあるのかもしれませんが、どうか自らの命を絶つ前に、一呼吸おいて、まずは信頼できる人や、専門の相談機関に相談してほしいなと思います。
竹内さんの場合は、今年初めに第二子が生まれたということで、育児の面で悩んでいたのかもしれません。残されたお子さんのことを思うと、可哀想の一言では片づけられないような気がします。
人間生きていたら誰しも「死んでしまいたい」と思うことがあると思います。私も仕事でうまくいかなかったり、対人関係で悩んだりしたときは、外を歩いているときは「後ろから自転車が突っ込んでくればいいのに」とか、信号待ちで横断歩道で車が通り過ぎるのを待っていると「このまま車が突っ込んでくればいいのに」などと思ったりすることもあります。それでも私が自殺せずに踏みとどまっていられるのは、やはり二人の子供の存在です。子供のために、もう少し頑張ってみよう。そう自分に言い聞かせて、自らを奮い立たせています。死んだら楽になれると思う人もいるかもしれませんが、死んでも何の解決にもつながらないと思います。死んでしまったら「なんで気づいてあげられなかったのか」と残された遺族はそういう消え去ることのない深い悲しみと、永遠に見つかることのない答えを求めることになってしまいます。今を生きるのが辛いと思い悩んでいる人がいたら、どんな些細なことでも周りの人に相談してみてください。周りの人に言いにくかったら、専門の相談機関に相談することだってできます。私はいじめが原因で一度自殺しかけたからこそ、悩みを抱えて命を絶ってしまう人の気持ちもよくわかります。だからこそあえて伝えたいのは絶対に自殺はするなという事です。
