sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

負けるんじゃねーぞ!

私が小学生だった40年前も、そして現在も姿形を変えながらも深刻な問題となっているいじめ。私がいじめの被害に苦しんだ時からたくさんの子どもたちがいじめに苦しみ、自殺という悲しい、最悪な結果を繰り返しています。
私はいじめを受けて苦しんで、自殺未遂も起こして、それでもなんとか生き抜いて今という時代を生きています。一度死にかけた私から、今、現在進行形でいじめに苦しんでいる子どもたちに伝えたいのは、いじめられているみんなは何も悪くない。いじめることでしか自分の居場所を見つけることができない奴らのために、大切な命を自ら絶つような事はしないでほしいという事です。いじめに参加する奴は、そういう生き方しかできないんです。そしていじめた相手が亡くなったあとも、何事もなかったかのように生きていくんです。そう、少年法という加害者にとって手厚い保護のもと、のうのうと生きていくんです。
いじめられた側が大切な命を失い、残された家族や周りの人に大きな悲しみを残しても、加害者の人権は守られ、更生させるという名目で生きていくなんて、実に理不尽だとは思いませんか。
私は私をいじめた相手に対して、見返してやりたくて、みんなには簡単に真似できない目標を立てて、その達成のために一生懸命取り組みました。その目標は私が大好きな鉄道に乗って、日本全国全都道府県を制覇するという事と、科学が大好きなので科学では誰にも負けない知識を身につけるということでした。鉄道に乗って全都道府県を制覇したのが二十歳のとき。それまでの間に旅するのに必要な鉄道に関する知識や、地理・歴史・自然や気候・風土などを猛勉強して、いろんなことを吸収し、高校生の頃には、「地理で分からない事があれば、こいつに聞けばすぐに分かる」と、一目置かれるようになりました。いじめで苦しんでいるときも、私には大好きな鉄道や科学に関することに没頭している間は、あらゆる苦しいことから開放され、心安らぐ時間でした。そして鉄道や科学が大好きな人との繋がりができて、今では私にとって大切な仲間がたくさんできました。
今いじめに苦しんでいるかもしれませんが、あなたは一人ではありません。必ず味方になってくれる人、寄り添ってくれる人がいます。何も言わなくても、あなたを支えてくれる人がいます。いじめることでしか自分の居場所を確保できないような最低な奴らの暴力や意地汚い誹謗中傷に負けないでください。そんな奴らはいずれ自分の信用を失い、誰からも見向きもされなくなります。頑張っていじめに耐えている自分に誇りを持ってください。何か「これだけは絶対に誰にも負けねーぞ」と、胸を張って言えることを何か持ってください。それがきっとあなたを助けてくれます。私はあなたが生きていてくれるだけで嬉しい。そう思っています。
将来生まれてくる自分の子供に対して、何が正しくて、何が正しくないのか、伝えてあげてください。そして、自分の子供に対して、胸を張って言える生き方をしてください。これがいじめという地獄を味わいながらも生き抜いてきた私からのメッセージです。