私は折に触れて、元嫁が深く関わった統一教会のことについてヤフーブログで書いてきました。それは国際的な巨大サギ集団である、統一教会がどのように信者を獲得し、情け容赦ない洗脳を施して多額の献金をさせて、家庭を崩壊へと向かわせるか、その実態を知ってほしいという、家庭を崩壊させられた当事者として、多くの人に知ってほしいという思いからです。ヤフーブログで、統一教会のことについて書いたことはそのままこちらに移行させましたので、私の人生回顧録結婚生活編や、統一教会編を読んでいただければと思います。ここではさらっとまとめて、どの様なことをして信者を獲得し、信者を欺き、多額の財産を巻き上げていくかを書いておこうと思います。
まず信者の獲得手段ですが、最初はほんの些細なきっかけがほとんどです。元嫁が統一教会に関わるようになったきっかけは、元嫁が引き起こした交通事故でした。まだ下の子が幼稚園に上がる前の頃、交通事故を立て続けに起こしてしまい、保険の支払いで手続きを行った保険外交員にそそのかされたのがきっかけでした。「〇〇さん、そんなにしょっちゅう事故を起こして、これは絶対何かに取り憑かれちょるんよ。私がいいところ知っているから、そこに行ってお祓いをしてもらいなさい」と言われて、統一教会の関連施設に連れて行かれたのが一番最初でした。そこでは、初めは統一教会だとは正体を明かさずに、「また何か困りごとがあったら来なさい」と言われて、何度か通ううちに、私たちの家族構成や、息子が抱えている障害、隣近所や学校の先生との度重なるトラブル、私の親姉妹や親せきとの軋轢などを事細かに話をして、「それはご先祖様に浮かばれない人がおるからなんよ。お祓いをするから今度祈祷料を持って来なさい」などといわれて、私たちの個人情報がすべて統一教会の方に握られる結果となりました。最初は私も元嫁が何かやっているなとは思っていたんですが、まさか統一教会に関わっているとは夢にも思わなかったので、あまり深く考えることはしませんでした。
やがて、元嫁が統一教会の関連施設に足しげく通うようになって、統一教会の奴らが、もう統一教会を脱会することないだろう判断したところで、初めて自分たちの正体を明かし、その時点ではもう元嫁は統一教会にどっぷりとはまっている状態になっていました。そしてこの当時、私も会社の人間関係や、元嫁が度々引き起こす数々のトラブルに悩まされ続けて、精神的に疲弊していた時でもあり、元嫁に連れられて統一教会関連施設に、そうだとは全く気付かずに何度か行ったことがありました。そして、統一教会の奴らが、私も脱会することはないと判断したところで、統一教会であることを明かし、私も新たな信者として仲間に入れるつもりだったんだろうと思いますが、私は一切神や仏などは信じていなかったので、私を洗脳することに失敗。しかし、私が、元嫁が統一教会に深くかかわっていると知った時点で、すでに多額の金品が統一教会にわたっており、被害に遭った金額のうち、ごく一部は帰ってきましたが、私が知っている限りでは700万円ほどが統一教会に支払われており、このことが分かった時点で、私は元嫁を脱会させるために、元嫁の親戚や私の両親、さらには統一教会被害者の会などと相談したうえで、元嫁を脱会させることになったんですが、統一教会としては元嫁は大事な資金源であり、その資金源を失わせないように、信教の自由をたてに脱会を認めようとはせず、「私は家族を取るのか統一教会をとるのかどちらかにしろ」と迫って、どうにか元嫁から『もう統一教会の方にはいかない」という念書を書かせました。しかし、統一教会に渡った金品が帰ってくることはありませんでした。
そして、統一教会との付き合いを絶つと宣言してからしばらくして、私は法的に権限のある弁護士の許可も得て、元嫁の携帯電話の通話履歴やメールの送受信履歴、カーナビを使った、元嫁がどこを車で通過したのかの確認などを行った結果、統一教会との関わりが継続しているということが分かり、さらに私が統一教会に関わることを拒否してから始まった罵声や罵倒、息子に対する身体的・精神的な虐待が一向に治まる気配が見られないことから、2009年12月に別居を開始し、2010年8月に離婚が成立した次第です。
また、親が統一教会の信者だった場合、その夫婦間の子供への洗脳も行われます。統一教会こそが人類救済のメシアだと教え込まれ、その教義を信じないと地獄に堕ちる、統一教会の教義を信じる以外にあなたが救済される道は残されていないと、徹底的に何度も頭中に刷り込まれ、それが唯一の道だと洗脳されます。つまり、親が統一教会の信者だった場合、子供には宗教の自由など最初からないのです。そして子供に徹底的に洗脳を施して、次の新たな資金源として子供を使い、合同祝福結婚式で結ばれたカップルには、子供を生み育てろと言う洗脳が施されます。この合同祝福結婚式は、統一教会が安定的に資金源を確保するのに、とても都合の良いシステムになっているのです。なので、自分の家族や親兄弟姉妹がある日突然、全く知りもしない、会ったこともない人物と結婚するとか、理由や目的を告げずに韓国に行くと言い出した場合は、統一教会の関与を疑ったほうがいいかと思います。
次に統一教会の主な資金源について書いておこうと思います。主な資金源は、信者から毎月支払われる献金のほか、姓名判断などの占いによる祈祷料、高額なインチキ印鑑の販売、宝石展での宝飾品の販売・高額な絵画の販売・壺の販売・高麗人参エキスの販売(一和高麗人参という名前で販売し、一時期テレビCMで放送されていました)及び、関連会社が販売する健康食品の販売などがあります。表向きは一般企業を装ってますが、こういった販売で多額の現金を獲得しています。この様な狡猾な方法での資金獲得は、表向きはもっともなことを言いながら、カモになった人たちの不安心情を煽り、多額の金品を収めないと地獄に堕ちる・脱会をすると地獄に堕ちるなどと脅迫し、脱会できないように追い込んでいくものであり、やっていることは宗教という名を借りた、暴力団というのが実態です。
私がここで皆さんに訴えたいのは、決して自分は引っかからないと思わないで欲しいという事です。相手は話術にたけた、人の心情を巧みに操る集団であり、自分は気を付けていても、知らぬ間に統一教会に家庭が浸潤されていたということも実に多いというのが実情です。そして、統一教会の奴らはどんな手段を使ってでも、家庭の問題や悩みなどを聞き出そうとします。そして一度洗脳を施されると、その洗脳が解けるのは容易ではありません。もし自分の家族や親兄弟親戚が統一教会に関わっていることが判明した場合、絶対に一人で立ち向かおうとは思わないでください。まずは統一教会被害者家族の会に電話やメールで相談してみてください。専門の弁護士や、反統一教会を掲げる正当なキリスト教の教会などを紹介してもらえます。そこでまずは態勢を整えて、反撃に出るということを心がけてください。でないと、脱会させることができないばかりか、逆に名誉棄損などで訴えられる可能性がありますから。
本当に統一教会の奴らは情け容赦ないくらい金品を奪い去っていきます。私が退職後のために、子供たちの将来のためにと思って蓄えていた預貯金がすべて奪うとられましたし、毎月の銀行の残高が数千円とか、数百円とか、そういったじり貧な生活を余儀なくされました。この当時、私は職場の中では一番残業をしていて、給料も手取りで35万円くらい稼いでいましたが、生活するうえで必要最小限の金を除いて統一教会に流れていきました。そして、相手が被害の弁済を諦めるまでしつこくつきまといます。統一教会は、金儲けのためなら、暴力以外のことなら何でもやるような、実に恐ろしい集団です。