目黒区で起きた船戸結愛ちゃん虐待死事件。この事件でも改めて問題になったのが、児童相談所と関係機関の情報の共有です。
香川県の児童相談所は緊急性の高い案件として品川児童相談所に連絡をしたと言ってますが、品川児童相談所はそのような情報は聞いていないと言っていて、それぞれの児童相談所で食い違いが見られます。
一番大事なのは、言った言わないの水掛け論じゃなく、どのように関係機関で情報の共有化ができるかだと思います。
昨日の記者会見で、小池都知事は、関係機関との連携強化をはかる意向を示しましたが、あまりにも遅きに失した感がします。今までもこのような虐待死事件が多発していたにも関わらず、今まで連携強化をはかってこなかった大人の責任であり、完全な失政だと思います。
きちんとした対応ができていれば、このような小さな子供たちが虐待によって命を落とすような、悲しい事件は防げたのではないかと思います。
結愛ちゃんが残したメッセージに何も感じない、そして、何も変わらなかったら、この国に明るい未来などないでしょうね。
ようやく重い腰をあげた小池知事。痛烈な批判を受けた上での対応だと思いますが、コレが単なる支持率維持のためのパフォーマンスないことを願います。
