10歳の長女の首をわしづかみにしてけがをさせるなどしたとして、千葉県警は25日、同県野田市山崎、自称会社員、栗原雄一郎容疑者(41)を傷害容疑で逮捕しました。長女は駆け付けた救急隊員によって死亡が確認されました。長女には複数の痣があり、県警は日常的に暴力を振るっていたとみて死因などを調べています。
逮捕容疑は24日午前10時~午後11時20分ごろ、自宅アパートで小学4年生の心愛(みあ)さんの髪の毛を引っ張り、冷水のシャワーを浴びせ、首付近をわしづかみにするなどして、怪我をさせたとしています。県警は同11時10分ごろ栗原容疑者から「風呂場に連れて行き、もみ合いになった後、意識がなくなった」と110番通報があった。栗原容疑者は妻(31)と心愛さん、次女の4人暮らし。
県警によると、2017年に柏児童相談所が心愛さんを一時保護していましたが、県警に情報提供されていませんでした。野田市などによりますと、17年10月から、父親からの虐待が疑われるとして、市の要保護児童対策地域協議会の台帳にリストアップされていたそうです。
この事件、今朝のラジオの続報では、心愛さんが以前通っていた小学校の担任の先生に「お父さんからいじめられている」と告白があったそうで、児童相談所が一時保護していたそうです。その後なぜ家庭に戻されたのかはわかりませんが、私は心愛さんは家庭に帰すべきではなかったと思います。
虐待を繰り返すやつはどんなに矯正プログラムを受けたって、更生するのは難しいのではないかと思います。
それと、これまでも何度も言われてきましたが、ここでも児相と警察の連携が不十分だったみたいですね。警察との連携が取れていれば、こういった事件になる前に、虐待をくわえる親を逮捕するなどの措置が取れたのではないかと思います。一時保護された子供が親から虐待を再び受ける恐れがある場合は、警察の介入も辞さないなどの取り組みが必要だと思います。