3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙。投票から2日が過ぎてもまだ結果が判明しない状態が続いています。今のところ獲得した選挙人の数ではバイデン氏がリードしていますが、このままバイデン氏が逃げ切るのか、それともトランプ大統領が巻き返すのか、まだまだ予断を許さない状況ですね。
トランプ氏が大統領の職に就いてからの4年間、世界で自国第一主義・移民排斥などの動きが加速し、世界情勢の中の不安定要素となっています。アメリカ国内でも人種差別問題が再燃したり、移民排斥のため、アメリカとメキシコの国境に壁を作ったりと言ったことが起きています。人種間の対立や、分断が深刻さを増しているような感じがします。一度根付いてしまった対立は、なかなかすぐにはほどけないと思いますが、次期アメリカ大統領には、人種間の対立や分断、自国第一主義ではなく国際協調路線を歩む道をとってもらいたいなと思います。
それにしてもここまで結果が解らないアメリカ大統領選挙も珍しいんじゃないでしょうか。トランプ大統領はもし選挙で敗れたら訴訟も辞さないと公言していますし、その一部は既に実行に移されています。負けた時は負けた時で、潔く敗北を認めてもらいたいなと思います。この選挙が新たな人種間に対立や分断につながらなければいいなと思う私です。
