昨日の朝、東名高速道路で起きた、観光バスと乗用車が正面衝突した事故。観光バスのルーフに乗用車がめり込む形になりましたが、警察の実況見分によると、乗用車が盛土を乗り越え、ガードレールを飛び越えて反対車線に飛び出し、上り車線を走っていた観光バスと衝突したという事なんですが、事故映像を見てみると、改めて高速道路での事故の恐ろしさを、まざまざと見せつけられたような気がします。
昨日、バスのドライブレコーダーに記録されていた事故の瞬間の映像を観ましたが、乗用車が盛土に跳ね上げられて、反対車線に飛び出し、ぶつかる瞬間が記録されていましたが、もう少し当たり所が悪かったら…。観光バスではなくて、一般の乗用車だったら…。燃料が漏れて引火していたら…。そういうことを考えると、バスの乗客や乗務員に死者が出なかったこと、燃料が漏れずに、車両火災が起きなかったことが、せめてもの不幸中の幸いだったような気がします。今後の焦点は何故乗用車が反対車線に飛び出したのか、事故原因の究明が急務だと思いますが、スピードの出しすぎだったのか、或いは死亡した乗用車のドライバーに何か健康上の問題があったのか、ハンドル操作を誤ったのか。いろいろとと複合的な要因が重なって起きた事故ではないかと思います。
高速道路で一度事故を起こせば、重大事故につながる確率が非常に高いので、ハンドルを握るドライバーの皆さん、くれぐれも安全運転でお願いいたします。
※乗用車の車種ですが、ロゴマークや、バスの車載カメラからみて、わが社のデミオと思われます。私達が心をこめて造った車がこのような事故に。残念です。運転されていて、亡くなったドライバーのご冥福と、怪我をされた方の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
