アダルトビデオへの出演を強要されたり、女子高生に性的な接客をさせるJKビジネスなどの問題で、政府が初の対策会議を開き、取り締まり体制の強化を確認したということです。
菅官房長官は、「政府を挙げて取り締まりの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発の取り組み強化などに取り組んでいきたい」と今日の午前の記者会見で述べています。
この問題を巡っては、モデルやアイドルの勧誘を装ってアダルトビデオへの出演を強要したり、女子高生に性的な接客をさせる「JKビジネス」による被害が相次いでいます。このため、政府は初めて省庁を横断した対策会議を発足させました。菅長官は「4月は進学や就職で生活環境が大きく変わる時期であり、被害に遭うリスクが高い」とも指摘をしています。このため、今月中に緊急の対応策を作成することを決定したということです。
この問題、以前から指摘されていましたが、ようやく政府も重い腰を上げたようですね。こういう、人権が蹂躙されているような事案に対する対応っていうのは、いつみても遅いですよね。森友学園の問題や、南スーダンに派遣された陸上自衛隊の日報の問題よりも、こういった問題の方が重要なのではないかと思います。
騙されてAV出演を強要されて、脅迫まがいなことをされて、仕方なく出演している女性も多いのではないかと思います。このようなことは絶対にあってはいけません。
性的な被害に遭う女性が少しでも減るようになればいいなと思う私です。
