リオパラリンピックも後半を迎えていますが、日本人選手団の活躍にも熱が入っていますね。まずは決勝戦に臨んだボッチャですが、タイと対戦し、9－4で惜しくも金メダルは逃しましたが、東京大会に向けて期待の持てる銀メダルを獲得しました。ボッチャは男女混合による個人戦と団体戦(2対2のペア・3対3のチーム）があり、一方は青・もう一方は赤の球を持ちます。白いジャックボールと呼ばれる目標球一球を投げてから、双方が6球ずつなげ、ジャックボールに最も近い球を投げた側に、相手より近い玉数だけ得点が入るというゲームです。1試合は4～6エンドで行われます。カーリングに似た競技といえばイメージしやすいでしょうか。かなり頭脳が要求されるスポーツと言えるかもしれませんね。
競泳では、木村敬一選手(視覚障害S11)が50メートル自由形で26秒52のタイムで銀メダルを獲得。コースを外れそうになって、あわや失格ということも頭をよぎったそうですが、以前に失敗していたことから、「立て直せる」と豪快に追い上げて、銀メダルを獲得しました。まだまだ活躍してくれそうな感じですね。
陸上では、オリンピックの4人に続いて、パラリンピックでもメダルを獲得しました。
男子400メートルリレー決勝(切断などT42～47）が行われ、日本（芦田創・佐藤圭太・多川知希・山本篤）が44秒16で銅メダルを獲得しました。リレー種目はオリンピックも、パラリンピックも強くなりましたね。これで東京に向けていい弾みがついたのではないでしょうか。
車いすテニスは、3連覇を狙った国枝選手は、残念ながら敗れてしまいましたね。一方の上地選手は勝ち上がって、準決勝にコマを進めました。上地選手のランキングは2位。ここまで来たら金メダルを狙ってほしいです。
そして、大会連覇を狙う日本女子ゴールボールは、準々決勝に進出しました。こちらもぜひ金メダルを獲得してもらいたいと思います。がんばれニッポン。
そういえばこの大会、まだ日本チームには金メダルがないんですよね。ぜひ金メダルの獲得をそれぞれの選手の皆さん、目指してほしいですね。
