よく自分は不幸だって、新聞の人生案内や雑誌の登校などで見かけます。対人関係や家庭内不和、子供の反抗などなど…。自分が不幸だと思うと、とことん自分の人生が不幸に思えてくるものですよね。私もそうでした。
以前から私は、過去に壮絶ないじめにあい、そして、元嫁が統一教会に狂って家庭をめちゃくちゃにされて、地獄を2度見たと書いていますが、じゃあ。今はどうなのって聞かれると、今は、割と幸せな人生が歩めているんじゃないかと思っています。私は2度の地獄を見てきて、もうこれ以上堕ちることはないだろうっていうところまで叩き落されました。「今、自分の人生で一番最悪な時期なんだと思ったら、もうあとは上昇するしかないじゃん」って思ったら、気が楽になったというか、「今まで地獄を味わった分幸せになってやる～」と思えるようになってきて、今は息子と両親と妹と一緒に暮らして、仕事に行きながら、時折自分の好きな事もして、割かし今という時間を楽しめるようになりました。
今こうして考えてみると、自分が幸せか不幸か、それは心の持ちようなんじゃないかって思います。自分が世界で一番不幸だって思えば、自分がみじめに思えて来るでしょうし、他の人から見れば随分と苦労しているように思えても、自分自身が幸せを感じていたら、幸せにもなるんだと思います。
私がこのブログで、自分の過去をさらけ出すのは、誰もがいじめの被害者になってほしくない・辛い思いをしてほしくないという思いから、いじめという行為がいかに人格を破壊し、人生を狂わせるかということを知ってほしいという思いもありますし、統一教会に代表されるカルト集団の恐ろしさについても知っていただきたいという思いからです。
私がいじめにあっていた時や、統一教会の奴らに家庭をめちゃくちゃにされた時は、確かに不幸かもしれません。でもその地獄を乗り越えた先には、必ず光が差し込むんだっていうことを少しは、私のブログを通じて、今私と同じ境遇にある人に伝えられたらなぁって思います。
