この前の寒波は、各地に大雪を降らせて、大きな影響が出ましたが、ようやく気温も上がり始めて暖かくなってきましたが、まだまだ寒波の影響が残っています。
この寒波の影響で、水道管が凍結して破損し、九州山口の各地で29万世帯が断水したそうです。断水した地域では、災害派遣要請を受けた自衛隊が、給水車を出して給水を行っていますが、復旧にはまだ時間がかかるとみられ、寒波による影響は、まだまだ続きそうです。特に深刻なのが、透析用に使われる水が不足しているということで、透析患者に大きな影響が出ています。
水道管が破裂した大きな要因は寒冷地と違って、防寒対策が十分にとられていなかったことに加え、配管の老朽化も大きな要因となっているようです。自治体も対策に乗り出すところもあるとか。早く元に戻ってもらいたいものですね。
あと大きな影響が出ているのが野菜。この寒波による大雪で、農業用のハウスが倒壊したり、大雪で農作物がだめになったりして、今後市場価格の上昇が見込まれます。また物流が滞ったために配送が遅れて廃棄処分になった農産物もあります。
このように未だ大きな影響を残している今回の寒波。私の住んでいる地区では断水の影響はなかったんですが、温水器の水が凍結してお湯が出ないなどの不便を強いられました。やっぱり自然を侮ってはいけませんね。
