sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

信州旅行2015夏・最終日編

 一週間に及んだ信州旅行。最終日は金沢を6:17分に出て、敦賀近江今津・姫路・相生・和気・岩国と乗り継ぐルートをとりました。ちょうど旅立った時に通ったルートとは逆の方向に向かう形になります。
 8月14日、最終日のトップランナーは6:17分金沢発の敦賀行き。車両は521系でした。朝6時前の金沢駅は、ちょうどUターンラッシュを迎えた関係で、新幹線乗り場を中心に大勢の乗客でにぎわいを見せていました。
 金沢を出発した列車は松任・小松といった、石川県を代表する工業都市を走り、福井県に入って、芦原温泉で後続の特急しらさぎ54号を先に通すため待避線へ。このしらさぎもかなりの混雑で、東海道新幹線経由で名古屋方面や東海各地に向かうんでしょうね。一方の私たちが乗った普通列車は、あわてず騒がずって言った感じで大きな駅では数分から10分程度の停車を繰り返し、その間におなかがすいた私たちは、金沢駅構内で買った朝食用のパンを食べて、おなかがいっぱいになったところで、しばし惰眠をむさぼってました。そして目が覚めると、長いトンネルを走っている最中でした。そう北陸トンネルに突入したのです。そして定刻通りに敦賀に到着。9:23分発の近江今津行きに乗り換えて、近江塩津から湖西線に入ります。湖西線は昭和47年に、関西と北陸を最短経路で結ぶ路線として開通した路線で、高速運転が可能な構造がとられています。近江今津からは播州赤穂行き新快速に乗り換えて、姫路まで乗りとおします。下りの新快速に乗る場合、進行方向左側がお勧めです。というのも、琵琶湖が見えますし、瀬戸内海も見られますからね。新大阪を出たありでおなかがすいたということで、同じく金沢で買っておいたお弁当を食べた私たち。明石海峡大橋を眺めると、とうとう旅も終わりに近づいたんだなぁって感じがします。その明石海峡大橋の下をくぐって明石・西明石と連続で停車して、西明石より策は複線区間。12:31分に姫路に到着して、ここで13:04分発の播州赤穂行きに乗り換え。姫路で降りた理由は、和気で岩国行きに乗り換えると、終着駅まで弁当を買える時間的余裕がないということで、ここで降りて、息子と一緒に弁当選び。二人とも好きなのを買って、13:04分発の列車に乗って、相生で下車。13:31分発の岡山行きに乗り換えて、和気で下車。ここで、岩国まで走り通す普通列車に乗り換えていきます。長距離の鈍行列車が大幅に削減された中国地方の山陽本線の列車の中では、比較的長距離を走る列車です。ただ、朝早く起きて列車に乗った影響からか、眠気に襲われて、発車してしばらく目をつむっていたら、1時間くらい眠ってたでしょうか。新倉敷を過ぎたあたりまで記憶がありません。
 再び目が覚めて外の景色を眺めていると、尾道付近の瀬戸内海が見えてきました。ここも景色のいい区間です。そして瀬戸内海に別れを告げて、三原からは山の中へと入っていきます。瀬野八に通じるのぼり勾配は三原を過ぎたところからすでに始まっており、緩い上り坂が続いているところです。そして急カーブが断続し、あちこちで制限速度が75キロに制限されている区間があります。そして山陽本線最大の難所、瀬野は地の急な下り勾配を下って瀬野に到着。白市からはすでに広島都市圏に入っており、西条からは大勢の乗客が乗ってきました。夕刻迫る広島で大勢の乗客が入れ代わり、一駅進むごとに乗客が減っていき、宮島口で大勢の乗客が下りると、車内は6割程度の乗車率となって、終点の岩国に到着。時刻は19:10分。次に乗り換える新山口行きが最後の乗り換えとなり、乗り換えたら、おなかがすいたということで、姫路で買った駅弁を食べて、夏のたそがれ時を迎えた瀬戸内海を眺めながら走って、柳井からは内陸に入って、そうこうしているうちに自宅最寄り駅に到着。駅前には両親が迎えに来ていました。車に乗って旅が無事に終わったことを報告し、次の日、私の友達に渡すお土産をもって、友達の家を回ってきた私です。

今回は山岳ルートが多いコースで、しかも標高3000メートル近いところまで登るという体力を要する旅でもありましたが、夏の高原のさわやかな風に吹かれたり、高山植物を眺めたり、立山黒部アルペンルートを縦走したりという、いろいろと変化に富んだコースを巡ることができました。まぁ、旅の途中でアクシデントがあったりしましたが、それもまた旅の思い出の1ページ。息子も私も充実した1週間の度でした。