広島で
可部線の列車から
山陽本線の列車に乗り継いだ私たち。暮れにあるヤマト
ミュージアムに向かうのであれば、
呉線の列車に乗り継いだ方が早いんですが、そんなストレートに行ったって面白くない。ということで、瀬野八を超えて三原まで出た後、
呉線に乗り換えて呉を目指すことに。私が乗り込んだのは、広島を9:50分に発車する糸崎行き。227系電車が運用に入ってました。ただ、3両編成だったので、かなり混雑が激しかったです。4両でもよかったのではないかという感じがしました。まぁ、何とか私たちはすわれたので良かったですが。227系電車で初めて瀬野八を超えて、新規開業した寺家に停まって、西条では幾分車内もすいてきましたが、やはりかなり立ち客も多かったです。
やがて線路は高架になり、
山陽新幹線と並走しながらトンネルをくぐり、三原には11:05分に到着。三原では25分の待ち合わせで、
呉線電車の発車する1番ホームへ。車両は
105系でした。最新の227系から
105系に乗り換えると、流石に古さは隠せませんでしたね。発車するときの軽い衝撃に、
国鉄の臭いを感じながら、
ロングシートへ腰を沈めました。せっかく景色のいい、瀬戸内海沿いを走るのに、
ロングシートの
105系は似合わないよなぁ。と思いながら
呉線を東に向かった私たちです。
三原はヤッサ踊りとタコが有名です。名物駅弁にタコ飯があるんですが、この日はヤマト
ミュージアムで、
海軍カレーを食べることにしていたので、今回はパスしました。
いよいよ到着した呉駅。この
呉線は広島と、軍港として栄えていた呉とを結ぶ路線として、最重要幹線に位置付けられていて、多くの
優等列車が
呉線経由で運転されていました。日本の
蒸気機関車の中では最強を誇る
C62型も入線できるくらいの設備を持っていました。今では広島への通勤通学区路線として、都市間連絡路線として活況を呈しています。この呉駅から歩いて10分ほどのところにヤマト
ミュージアムアがあります。ヤマト
ミュージアムの様子は、元日に紹介しますね。