sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

鈍行列車で巡る東北旅行25夏最終日・東京駅→自宅最寄り駅編

 東京駅でムーンライトながらの入線を待っている間、私は持参した漫画を読みながら、息子はウォークマンを聞きながら、次男はDSでゲームをしながら、それぞれ待ち時間を過ごして、定刻どおりにホームにやってきて、発車。横浜を出たあたりで私は眠りについたようです。そして、目が覚めたら名古屋の手前。まだ到着まで時間があるので、うつらうつらしながら時間を過ごし、岐阜を出たところで子供たちを起こして、荷物の確認。そして下車の準備。そして大垣に到着したらこんなに乗ってたの?っていうくらいの乗客が降りてきて、接続の姫路行きにほとんどが乗り継いでました。しかし、この乗り継ぎ、みんな座席を確保しようと階段をダッシュで駆け上がって降りていくので、見ていて非常に危険です。駅のアナウンスでも走らないようにという放送がされていますが、そんなこっちゃお構いなしという感じなのでしょうか。JR側もこういう状態が見られるというのが解っているのだったら、くだりのムーンライトながらに限り、米原まで延長するか、接続の姫路行きを10両編成にするかの対応が必要でしょう。見ていて非常に危なっかしいです。私も子供たちが後ろから走って階段を上る客に突き飛ばされないように、私の前を歩かせて自衛策をとりました。
 そんなこんなでまぁ無事に姫路行きに乗り換えて、米原で下車。ここで、後続の新快速播州赤穂行きに乗り換え。この列車は12両編成なので余裕で座席を確保できて、落ち着いたところで昨日買っておいた朝食代わりのおにぎりやサンドウィッチなどを食べて、おなかがいっぱいになったら、朝早く起きたというのもあって、睡魔に襲われて、近江八幡を過ぎたあたりまでは覚えているんですが、そのあとは京都を出るまでまったく覚えていなくて、爆睡してたようです。子供たちも気持ちよさそうに眠って、目が覚めたあとは外の景色を見ながら時間を過ごして、相生で山陽本線の電車に乗り換え。到着ホームの向かい側に止まっている電車に乗り換えるわけですが、山陽本線沿線の住民からは相生で乗りかえる今のダイヤよりも、姫路直通列車を復活させてほしいという要望が強いようですね。また列車の運転本数も少ないため、1本の列車に乗客が集中するため、青春18切符発売期間中の混雑が激しく、列車の増発が望まれるところです。この私たちが乗った列車も7両編成での運転でしたが、かなりの混雑でした。それも途中駅からは乗ってくる乗客ばかりで、混雑が激しくなる一方な状態でした。岡山に着いたときは通勤電車並の混雑で、接続の糸崎行きに乗り換えたあとは、ホット一息つくことができました。そして糸崎で岩国行きに乗車。乗換えが済んで昼食。ここでもおにぎりなどを食べたんですが、東京からムーンライトながらをつかって東海道山陽本線を西に向かう場合、接続時間が短いため、途中で弁当などを買っている時間が取れないので、あらかじめ食べ物を購入しておくことをお勧めします。
 私たちが乗った岩国行きは広島で大勢の乗客が入れ替わって、広島を出た直後はかなり混雑していましたが、広島から離れるにしたがって乗客は減っていき、宮島口でかなり下車があって、岩国では座席が埋まっている程度で、私が乗った車両には立席客は見かけませんでした。そして岩国で最後の乗換えが済んで、私たちが下車する駅には夕方到着して、元嫁に次男を引き渡しました。このときに旅が無事に終わって帰れたことを祝って、簡単な解散式を改札を出たところで行って、それぞれの家路に向かったのでした。
 今回の旅を終えて、次男は普通列車だけを乗り継いでこんなに遠くまで来れるとは思ってなかった。と話してました。次男にとって、普通列車の旅というのは、何か特別なものだったようで、一生忘れないといってました。そして家に帰って、友達やサッカー仲間にお土産を分けたそうです。
 このたびで私は、次男に今まで見たことのない・経験したことのないことをしてやれたらと思ってました。息子とは何回も一緒に旅に出かけているので、息子との旅の思い出はたくさんありますが、次男にはこういった経験をさせてやれてなかったので、いつかは自分が見たことのない世界に触れてほしいと思っていました。そして今回は東北旅行という企画を立てて、次男の要望も取り入れられるだけ取り入れて、東日本大震災の被災地が今どのような状態になっているのか、次男が自分で見たこと・聞いたことをみんなに話してほしい。それがほんのわずかかもしれませんが、復興へのエネルギー・そして復興させるための次の世代を担っていく上で大切なことではないかと思っています。
 このたびを通して次男が学んだことはたくさんあるでしょう。この経験を生かして次のステップに進んでくれたらいいなと思います。
 これは後日談なんですが、たくさん写真を写して次男宛に送ったので、夏休みの自由研究に今回の旅行を取り上げるといっていたんですが、まとめるのが大変と、毎日必死こいてまとめていたようです。そして次男がまとめた夏休みの自由研究を見て先生が一言「理科の研究じゃないけど、これはすごい」とおっしゃってたようです。