私の人生回顧録結婚生活編

　次男の悪戯が日に日に酷くなってきたので、いよいよもって下には物が置けなくなった私たち。とにかく、壊されて困るものや、なくなって困るものは全部高いところにしまって、悪戯を防いでいた私たちです。家での悪戯対策をばっちりと済ませて、そして、私が幼稚園に次男を連れて、息子を自転車で送っていくと、小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんに「可愛い～」と次々に抱っこされて、すこぶるご機嫌な次男。そして、特に女の子に抱っこしてもらうと嬉しそうににこって笑って愛想を振りまくもんですから、女の子(特に上級生）に人気がありました。この頃の次男はクレヨンしんちゃん化してたなぁ～と今になって考えると、そう思います。次男も女の子に対する愛想の振りまき方っていうのをすでに会得していたのかもしれません。

　一方の息子は、幼稚園では可愛がられキャラで男の子から「○○君遊ぼう～」と言って、よく一緒に遊び仲間に加えてもらってました。そして、私も担任の先生が来るまで、子供たちと一緒に遊んでやって、次男と一緒に帰るときは「おじちゃん、また一緒に遊んでね～」といってくれてました。息子も幼稚園で皆に受け入れてもらえて、次男は愛想振りまきで女の子にはモテモテ。今になって思えばこの頃が元嫁との結婚生活で一番幸せな時期だったのかなぁと思います。

　そんな毎日が続いて、やがて幼稚園は夏休みに突入したのでした。