sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

風呂嫌いなポッキー

 ポッキーが苦手というか、嫌いだったもの。それは、一ヶ月に一回程度入っていた風呂。蚤対策などで入浴させていたんですが、ポッキーはとにかく風呂嫌いでした。あらかじめ風呂の戸をあけて、ポッキーを抱きかかえて風呂に連れて行くと、
 
ゲ~ッ私をお風呂に入れるつもりなのね。私は嫌いだって言ってるでしょ。さっさと放しなさいよ。
 と言いたげに、私の顔を見ながら「ニャ~」と鳴いてました。私がポッキーを風呂に入れて風呂の戸を閉めてしまうと
なんで閉めちゃうのよ外に出られないじゃないのという顔で私を見ながら「外に出せ~」と言っているようでした。
 
 ぽっきの顔に湯がかからないようにしながら、ポッキーの体を石鹸で洗ってやると、ポッキーも観念したように洗っている間はおとなしくして入浴してました。ただ、私たちより体が小さいぶん、温まりやすいんでしょうか、あんまり長湯させるとのぼせてしまうので、頃合を見て風呂からあげて、足拭きようのマットを敷いてあるので、そこに下ろして家族に渡して、今度はドライヤーで乾かす番。これがなかなか乾かなくて、ここでもじっとしていなければならないので、
もういいじゃない、いい加減放してよ~。
 
それでもなかなか乾かないのでさらにドライヤーを当てていると、熱くなりすぎたのか、ポッキーが「フニャー~」という悲鳴を上げて逃げるということもありました。ごめんごめんとポッキーに謝っても、ポッキーはしばらくの間機嫌が悪いままで、ご飯をもらうとようやく機嫌がなおるということもありましたねぇ。たぶんポッキーの心情は
アチーッちょっと熱いじゃないの何すんのよ。もうやってらんないわ。もうちょっとで火傷するところだったじゃない。だから風呂に入るのは嫌なのよ。
 
私が風呂から上がって「おーっポッキー美人になったじゃん」というと、ポッキーはすっかりふて腐れて、「何が美人よ、大きなお世話よ」とでも言いたげに私の顔をちらりと見て、さっさと自分の寝床に行って寝てました。これが風呂から上がったあとのポッキーのいつもの行動パターンでした。機嫌が言いか悪いか、すぐに現れる、性格の分りやすい猫でした。