sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録社会人編

 登美子が自動車学校に通い始めてから、ようやく仮免の試験に合格して路上教習に出始めたころには年末を迎えており、ようやくその教習にもなれてきたころ、登美子のほうから呼び出しがあって、どうしても話したいことがあるからというので登美子の勤める病院のすぐ近くのファミレスに行くと、登美子がすでに店に入っていて、私が「自動車学校はどうしたんか」とたずねると「今日はどうしてもあって話をしておきたいことがあるから休んだ」といってました。そしてその大事な話というのは「結婚して欲しい」と言うものでした。彼女は親もすでに他界し、祖父が実家に住んでいるほかは、弟が愛知県内で仕事をしているだけで頼れる人と一緒に暮らしたいという話でした。私はその場で即答せずに「ちょっと考えさせてもらっていいか」と告げて、暫く彼女と一緒に店で夕食を食べて、彼女と別れたんですが、彼女はすぐに答えが欲しかったみたいで、私が「そんな大事なこと簡単に答えられるわけがないだろ」といって彼女と別れて家に帰ってこのことを両親に話すと、私の両親も彼女に何度か会っているので、「それは私が決めればいい、ただ、きちんと挨拶に連れてくるように」ということで、私が今後どうするか決めることに異論はないというスタンスでした。両親としては私も成人して社会人としてきっぱりとけじめをつけるときだという思いがあったのだろうと思います。それからじっくり一ヶ月ほど考えて彼女の申し込みを受けることにしました。後は結婚を前提とした付き合いをしていくことになりますが、このときは私自身結婚後悪夢のような出来事が起こるとは夢にも思わなかったのでした。