sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録社会人編

 登美子が自動車学校に通い始めてから私は仕事が終わったあと、自動車学校が終わるころを見計らって彼女のとこにあいに行くということが増えたんですが、車の知識は全くなし・運動神経は鈍い・学科の飲み込みも遅いということでかなりてこずっているようでした。最初、私の車がマニュアル車だったのでそれにあわせて、オートマ限定としなかったのですが、半クラッチにするのが下手くそでエンジンを吹かせすぎたり、エンストを起こしたりしてなかなか先に進むことが出来てない状態でした。学科にしても普段自分以外の車の運転している人を見ていたら常識の範囲で分るだろうというようなことで間違えたりして、学科も駄目・実技も駄目と言うような状態でした。特に苦手だったのが坂道発進縦列駐車・バック駐車させるときのハンドルの切り方などが全く分っていませんでした。なので私が「お前坂道発進とか駄目なんだったらオートマ限定にしたほうがいいんじゃないか」というと、腹が立ったみたいで「あんたがこんな大きな車でマニュアル車に乗ってるから悪いんよ」と逆切れする始末。自分が下手くそなのと私が大型のマニュアル車に乗っているのとまったく関係ない話ですが、自分でも運転技術がないというのが分っていたようで、オートマ限定にコースを変更して、坂道発進は何とかできるようになりました。しかしそれ以外の縦列駐車やバック運転などは相変わらずだめで、私がいくら実技を見せてやっても駄目。なかなか次のステップに進むことが出来ずに、教習時間を大幅にオーバーしてようやく仮免を取得できたときは3ヶ月が経過して、年末を迎えてました。その間に私は高校の文化祭のOBバンドのステージの発表が間近に控えており、練習も休むというのは出来るだけ避けたかったのですが、自分が自動車学校の教習がなかなか上手く行かないのに腹を立てた彼女が私に当り散らして大喧嘩となり、それを鎮めるのに夜中までかかって次の日練習に参加するとみんなから冷やかしを受けました。自動車学校の興趣が上手く行かないのは私の教え方が悪いとか、教官の態度が悪いからとか、全く関係のないことを言って自分が下手くそなのは棚に上げてました。それでも毎日自動車学校に通っていると、いくらか上達したようで仮免の実技試験はなんとかパスして路上に出ての教習が始まったのですが、これもまたなかなか上手くいかずに教官に叱られてばかりいたようです。本当に自動車の運転には向かない女だと言うのが嫌と言うほど分った私でした。