昨日千穐楽を迎えた大相撲大阪場所。照ノ富士が途中休場し、大関陣が早々に優勝争いから脱落するなど、番付上位陣が総崩れする中、新入幕の尊富士と、前頭五枚目の大ノ里が連勝街道を直走り、千秋楽まで優勝を争いました。土曜日には尊富士が朝乃山と対戦して、土俵を割った後に右足首を怪我して、千秋楽の出場が危ぶまれましたが、出なければ一生悔いが残ると奮い立たせて、千秋楽の土俵に上がり、痛みに耐えながら勝ちを収め、新入幕での初優勝。それも初土俵から10場所というスピード優勝となりました。初土俵から10場所での初優勝は、110年前の元関脇両国の記録を抜く最短記録だそうです。そして新入幕での初日から11連勝は大鵬と並ぶタイ記録で、まさに記録づくめな初優勝でしたね。
さて、来場所は大関霧島が角番となります。今場所は大関陣や横綱が不甲斐ない結果でしたので、奮起を期待したいです。はてさて来場所はどんな結果が出るのか楽しみですね。
