昭和を代表する名大関の1人、朝潮こと、長岡末弘さんが小腸ガンのために逝去されました。長年相撲界を明るく盛り上げて、横綱朝青龍や大関朝乃山を育ててるなど、親方としても活躍されましたが、弟子のスキャンダルにも翻弄されましたよね。
朝潮関が活躍されてた頃って、他にも小錦・北天祐・若嶋津関といった強い大関がいて、横綱にはウルフこと千代の富士・北勝海、三役には逆鉾や寺尾関という名力士がたくさん鎬を削っていた時代で、横綱が強かったですが、三役力士もお互いに強力な力士として、土俵を沸かせてましたよね。あの頃の相撲は番付上位も下位も大きな差がなくて、千代の富士が優勝を逃すと、他の力士が入れ替わりで優勝するなど、見る側も千秋楽は誰が優勝するんだろうかと、楽しみに見てました。その当時の主力力士も時代の経過とともに、逝去される方が相次ぎ、寂しさを感じますね。
もう直ぐ今年最後の九州場所が始まります。現役力士には、手に汗握る好取り組みを期待します。
