千葉県野田市で起きた、栗原心愛さん虐待死事件。この凄惨極まりない虐待が発覚して、命が奪われてから5年。この事件では父親の勇一郎被告と母親の渚被告が逮捕起訴されましたが、父親からの激しい拷問とも言える暴力を毎日受け続け、母親も勇一郎被告の恫喝とも言える威に屈し、学校の担任の先生にも助けを求めていたなど、たくさんのSOSを発していたにもかかわらず、助けられなかったのが悔やまれます。
勇一郎被告は、真夜中に心愛さんに正座をさせて監視したり、脅して無理やり排泄させて、その排泄物を手に持たせて、それを写真に写すなど、人権を全く考えない、鬼畜としか言いようのない数々の悪行が表面化しましたよね。なぜそのようなことができるのか、全く私には理解できないです。
今でもググったら数多くの暴力や虐待の事実が出てきますが、本当にどれだけ痛かっただろう。どれだけ辛かっただろう。どんなに苦しかっただろうかと想像すると、胸が痛みます。その一方で、言勇一郎被告は刑務所の中ではありますが、三度三度の飯が何不自由なく食べられて、なんの痛みを感じることなくすごせるわけで、私は子供などへの虐待で死傷させた場合、子供たちに大してやったことと同じ目に合わせて、厳しい刑罰を課すべきと思います。
改めて亡くなった心愛さんに哀悼の意を表したいと思います。
