sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

心愛さん虐待死事件・勇一郎被告の激しい暴力証言

 千葉県野田市で2019年1月24日に小学4年生だった栗原心愛さん(当時10歳)を虐待して死亡させたとして、障害致死傷罪などの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)に対する千葉地裁(前田巌裁判長)の裁判員裁判で26日、心愛さんの母親のなぎさ被告(33歳)の証人尋問が行われ、「両手を掴んで引きずり床に打ち付けた」『心愛は「胸が苦しい」と訴えていた』と証言しました。なぎさ被告は夫である勇一郎被告による心愛さんへの凄まじい暴行を涙声で語りました。なぎさ被告は法廷に姿を見せずに別室でテレビ電話を通じて証言しました。

 なぎさ被告によりますと、18年12月30日の夜の浴室から「ドン」という大きな音が聞こえて様子を見に行ったところ、心愛さんの瞼がボクシングでパンチを受けた選手のように腫れあがっていたそうです。勇一郎被告は「こいつが自分でやった」と話しましたが、なぎさ被告は「心愛に暴力を振るったと考えた」と証言しました。

  19年1月1日には、心愛さんは被告に1時間ほどスクワットをさせられて動けなくなって座り込んだそうですが、その後、勇一郎被告が心愛さんに近づき、両手首をつかんで無理やり立たせて、手を離して床に打ち付けたという事です。翌日、心愛さんが「胸が苦しい」と訴えました。18年12月30日から19年1月3日ごろにあった心愛さんのけがを「心愛さんが暴れて確認したらできていた」などと説明した弁護側の主張について、なぎさ被告は「心愛さんが暴れたと感じたことはなかった」とはっきり否定しました。

 なぎさ被告によりますと、同1日、暴行の様子を見て「もうやめて。あなたがやっていることは虐待だよ」と勇一郎被告に忠告したそうなんですが、勇一郎被告は「お前は何もわかっていない」と激高して母親の胸ぐらをつかんで床に押し倒し、馬乗りになって口にひざ掛けを突っ込んだそうです。さらに心愛さんに水をコップにいれさせてなぎさ被告の顔にかけたそうです。

 同じ日に心愛さんへの暴行を見かねて「警察に通報する」と告げると勇一郎被告は再び馬乗りになり、目を覚ました次女を抱きかかえながらなぎさ被告の太ももを蹴ったそうです。弁護側はこの暴行について「なぎさ被告が精神的に不安定で心愛さんや次女を蹴ったため被告が制止しようとしてやった」などと主張していました。

 なぎさ被告への証人尋問は27日も続き、勇一郎被告が心愛さんに食事を与えず顔に冷水を浴びせるなどして死亡したとする傷害致死罪についても質問を行う予定です。

 

 まさに鬼畜のなせる業ですね…。勇一郎被告が述べた事とはまるっきり違う証言が心愛さんの母親から述べられて、一体何を思ったのか…。それにしてもなぜこのような暴力行為があったと認定されながらも、殺人罪が適用されないんでしょうか。ここまで激しい暴行を加えていたら、殺意があったと考えても不思議じゃないでしょ。それに弁護側が述べている主張も全く理解不能ですね…。どんな理由があろうとも、心愛さんの命を奪ったことに間違いはないわけですから、素直にその罪を認めろって思います。

 そして、なぎさ被告も勇一郎被告から逃げる決心がついていたら、なぎさ被告も心愛さんも、ここまで追い詰められることはなかっただろうと思います。シェルターに逃げ込んでいたら…。そう思うと残念でならないですね。

 そして、裁判官に言いたいのは、意味の分からん減刑などせずに、求刑通りの判決を出してほしいなと思います。こんな奴、一生刑務所から出てくるなって思います。心愛さんやなぎさ被告が味わった苦しみと同じ苦しみを味合わせてやればいいんですよ。