sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

信じられない

 

 千葉県野田市で2019年1月に父親からの虐待で亡くなった栗原心愛さんの裁判では、懲役16年に判決が言い渡されました。父親の勇一郎被告は罪については争わないとしながらも、虐待については、周囲の人間の証言や、証拠をことごとく否定して、無罪を主張していました。千葉地裁は被告の証言には不合理な点があるとして、被告の主張を認めずに、虐待で心愛さんを死亡させた責任は重いとして、求刑18年に対して、懲役16年を言い渡していました。

 そして、控訴期限が明日に迫る中、勇一郎被告が東京高裁に控訴したことが明らかになりました。

 あれだけの激しい暴力を伴う虐待を加えて、心愛さんの将来を奪っておきながら、自分は虐待はしていないと言い張るこの男、裁判で首長には不合理な点があるとあれほど言われたにもかかわらず、判決を不服として控訴するということは、それだけ自分が心愛さんに対して行ったことがどれだけ罪深い事なのか理解できていないのだろうと思いますし、反省もしていないと思います。こんな男のためのまた長い時間をかけて審理が行われて、判決が下されるという手続きを踏まなければならないのは、時間の無駄であり、弁護人は控訴を取り下げるように説得するべきだったのではないかと思います。

 私は、東京高裁が控訴棄却の決定を出すように願っています。こんな男に人権もへったくれもないと思います。自分の人権を主張する前に、殺された心愛さんの人権のことを考えるよって思う私です。