エンターテイメント界やスポーツ界でのパワハラや性的なハラスメント行為が立て続けに明らかになっていますが、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス安樂智大投手の後輩選手に対するパワハラや性的なハラスメント行為が明らかになりました。チームは安樂投手に対して、今日予定されていた契約更改交渉を無期限に延長し、自宅から出ないようにという謹慎処分を下しました。
後輩選手に対して、ロッカー室でユニフォームのズボンをずり下ろしたり、暴言を吐き捨てるなどの強制わいせつや恫喝や脅迫の罪にも問われてもおかしくない事案も含まれているとか。そして、周りにはそれを見ていながら笑って見ている選手もいたとか。まだ詳細が報道されていないため、断定はできませんが、もしこれが事実なのであれば、組織としてどうなのかという思いがします。
おそらく何年も続いていたのかもしれませんが、フロントや監督・コーチの責任も重大です。果たして安樂投手が中心になってやっていたのか、あるいはチーム発足当初からずっと続いていた問題なのかはわかりませんが、完全に膿を出し切って、徹底的に調査をしてほしいなと思います。
おそらく安樂投手は出場停止処分が下され、自由契約となると思いますが、厳しい目で見られるでしょうね。
この時期はトレードや移籍の期限が過ぎていて、多分被害を受けた選手は、この時期を待って告発したんだろうと思います。チームのことを考えると、ものすごく迷ったと思いますが、勇気を持って被害を訴えたことに敬意を表したいと思います。これからを担う後輩や子供たちの夢を奪うようなことがなくなるためにも、被害を少しでもなくせるようにと思います。被害を受けた側はなかなかその傷が癒えることはないと思いますが、しっかり前を向いて、直向きにボールを追いかけてほしいなと願います。
