この日曜日に迎えた大相撲初場所の初日。それから5日目を迎えて、横綱白鵬と鶴竜の両横綱が相次いで途中休場し、横綱不在の場所となってしまいました。白鵬も鶴竜も30代半ばを迎えて、全盛期のような力強い相撲がなかなか見られなくなってきてますね…。それに大関の貴景勝や新関脇の朝之山などの台頭もあって、以前ほど、圧倒的な強さがないなという感じがしていた私です。なんか、少し負けが込んできたからあっさり休場するというのは、横綱らしくないような気がする私です。それと、もう一つ言いたいのが、横綱だったら、立ち合いに張り手等かまさずにがっぷり四つに組んで、正々堂々と相撲を取ってほしいと思います。勝つためならどんな手段も選ばないというのは、横綱らしくないというか、ちょっと横綱としてどうなのか…?と思う私です。この点、ウルフというニックネームで親しまれ、優勝回数31回を数える横綱千代の富士は正攻法で組んで、自分よりも重い力士を投げ飛ばす姿がかっこよかったですよね…。もう少し、横綱としての力量を示してほしいなと思います。
これで横綱二人の優勝の芽は完全に消えたので、大関以下他の力士がどれだけ星を伸ばせるかが楽しみですね。
私としては、貴景勝に優勝してもらって、稀勢の里に続く日本人横綱の誕生の足掛かりをつかんでほしいなと思います。
それともう一つ注文を付けるとしたら、大関陣が貴景勝を除いてふがいないという点に喝を入れてやりたいですね。栃ノ心が大関から陥落したと思ったら、今度は高安が陥落し、さらに今場所は豪栄道がカド番でそれも負けが先行している状態ですので、もう少し大関としての意地を見せてほしいなと思います。
