今朝、Yahooニュースに掲載されていた記事です。フランスで起きたいじめ事件で、教室で授業中にいじめの加害者がフランスの警察当局に逮捕されたというものです。加害者と被害者は共に14歳で、被害者に対して身体的暴力や、人格を否定する差別的発言を繰り返したというものでした。
この、教室内で授業が行われている最中に、フランスの警察当局が教室にやってきて、加害者に手錠をかけて、逮捕連行していくということに対して、賛否両論があがっているとのことでした。否定的な意見としては、生徒が教室内で逮捕されるのを目撃した、他の生徒に対する精神的動揺や影響を指摘する声が上がっています。その一方で賛成派の意見としては、社会的に見ればいじめは暴行や侮辱罪、名誉毀損などの犯罪行為であり、14歳ともなればことの善悪の判断はできるので、いじめを抑制するためにも必要であると言う意見が出ています。
これはフランスでの話ですが、私は警察の介入もありだと思います。未成年だと言う理由だけで加害者が保護されて、被害者が泣き寝入りしなければならないと言うことはすぐにでも是正しなければなりません。例えいかなる理由があろうとも、いじめは犯罪であり、人権侵害です。犯罪を犯したものに対しては厳しい罰則を与えて賠償させなければなりません。加害者の未来や更生云々を言うのは、きちんと自分の侵した罪と向き合い、贖罪をしてからの話で、被害者の人権を蹂躙してもなんの罪にも問われないのはおかしな話だと思います。
