sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

新幹線運転取りやめの時の大混乱

先日の大雨により、運転を見合わせた東海道新幹線。出先から帰れなくなった人などで、ターミナル駅は運転再開を待つ人で溢れかえっている様子が映し出されていましたが、この光景、これまでも何度も見ましたよね。なぜ台風が接近していたり、大雨により運転を取りやめる可能性があると告知されているにも関わらず、このような事態が毎回繰り返されるのか…。

これは私が経験したことなんですが、宇部空港が高波と高潮によって浸水するほどの強烈は暴風と、叩きつけるような激しい雨が台風接近により県内の交通に大混乱がもたらされたことがあったんですが、台風接近の前日、進路予想図を見てみると、台風の中心が山口を直撃することがほぼ確実となる中、私が「明日は仕事休みになるかも?」なんて話をしたら、会社の幹部が山口への再接近は昼頃だから、午前中は雨風も強くないだろうから、出勤させるようにとの通達をだし、また明日の朝6時に協議して最終判断すると発表がありました。そして当日の朝、かなり風はかなり吹き荒れてましたが、雨はさほど降ってなかったので、出勤するようにとの連絡があり、出勤しなければその分は給料の6割の支払いとなるといわれ、半ば天気が荒れようが豪雨が降ろうが、とにかく出勤しろという至上命題が発令されて、出勤時間になると、暴風はさらにひどくなり、さらに猛烈な雨も降り出して、視界は雨で白くかすみ、車は防風によって浮きそうになる中、なんとか会社の駐車場に着いたんですが、そこから建屋に行くのがまた命の危険を感じるくらい。

建屋についても、高速道路も鉄道貨物も全て麻痺していて、製品の生産に必要な部品が入ってくるわけもなく、結局は昼で建屋は全て閉鎖するから、昼で帰るようにと言われたんですが、昼はまさに台風が一番接近している時。今帰ったら命に関わるし、こうなることは予想できたはずなのになぜ無理やり出勤させた‼️などと、非難轟々となり、会社の幹部はまさか、こんなにひどくなるとは予想してなかったと、弁明してましたが、本社からは従業員の命を危険にさらしたとして、当時の工場長などの幹部が減給などの処分が出されましたが、今の時代になっても、暴風雨に対する危険の認知力って、会社の経営幹部は低いんだなと感じました。台風が来るとか、大雨が降るとかとなった場合は、鉄道各社はあらかじめ運休などの措置をとることを告知しているわけで、実際に運休とかなったら、帰宅できない人も多数出るのは、これまでの経験から容易に想像できるはず。それをまた同じことを繰り返すというのは、学習能力がないただの頭の中が年中お花畑のおめでたい人間の集まりなのか、それともノータリンなのか…。どっちなんでしょうね?