2001年6月に起きた、宅間守死刑囚による、大阪府池田市の大阪教育大附属池田小学校襲撃事件。8人もの児童の命が奪われ、多数の負傷者を出す凶悪事件でした。
発生直後からヘリからのテレビ中継が行われ、逃げ惑う子どもたちが一斉にグラウンドに避難する様子が映し出されてましたが、あの恐怖に怯える子供たちの顔が、現場で起きた凄惨な様子を物語っていました。
この時期になると、犠牲になったお子さんのご父兄の方々の手記などが報道されて、子を失ったご両親の深い悲しみや苦しみを語られています。
あの事件から22年が経ち、あの事件がなければ亡くなってしまった子供達にも、小学生に入学するくらいの子供がいたかもしれません。誰かを好きになって結婚して、子供を育てて幸せな人生があったと思います。そう言った人としての幸せや未来を、自分勝手な動機によって奪われてしまったわけで、改めて本当に許せないと思います。
この事件の後も学校に不審者が侵入したとか、子供が刃物で刺されたとか、そう言った事件が後を経たないですよね。学校に用事があって保護者が入校することもあるかと思いますが、校門は登校が完了した後は施錠して、入校者にはまずはインタフォンやテレビ電話などで要件を聞き取りした上で、身分証明書の提示をさせた上で、学校への入校を認めるくらいの対策しないと、こう言った襲撃事件は防げないのかなと思います。この事件で亡くなったり、怪我をしたりしてしまった子供達の思いを無にしないためにも、あらゆる手段を取る必要があると思います。改めて犠牲になってしまった子供達の御霊に対して、ご冥福をお祈りします。
