津久井やまゆり園襲撃事件の初公判、8日に行われる

お正月連休明けの8日に、神奈川県相模原市で起きた津久井やまゆり園襲撃事件で、植松聖被告に対する初公判が行われます。植松被告は「障害者は不幸を生むだけ」という実に自分勝手な思想のもと、やまゆり園に入所していた19人の知的障害などの障害を抱える人を殺害し、多くの入所者に重軽傷を負わせました。8日に行われる初公判で、多くの被害者は匿名での初公判となるという事がニュースセブンで報道されていました。
被害者の中には、事件で子供を殺害されて、さらに実名が知られると、障害者差別的な言葉で罵られ、さらなる差別を受ける懸念がある為、匿名での初公判にしたということが報道されてました。植松被告に理不尽な理由で殺害され、更には障害者差別にも苦しまなければならないというのは、あまりにも悲しすぎる事だと思います。私も知的障害に自閉症を併せ持つ息子を、周りのみんなの手助けを得ながら私なりに育ててきて、息子も明るい笑顔を振りまきながら、毎日をなんとか暮らしていますが、私自身、息子に障害があって良かったと思ったことはただの一度もありませんが、だからといって不幸だと思った事もありません。息子の障害を通して、私自身交流の輪が広がりましたし、健常児を育てただけではわからないこともたくさん知ることができましたし、今までできなかったことができるようになった時の感動はものすごく大きいです。
しかし残念ながら障害者に対する差別や偏見も根強く残っているのも現実で、息子が小学校に通っていた頃、息子の同級生の保護者から言われた一言が、今の障害者に対する偏見を物語っているような気がします。私が言われた言葉が「あなた達はいいわね。療育手当が貰えて」私は息子に対して支払われる療育手当がもらえて嬉しいと思ったことはないです。私も息子が健常児であればいいなと思うこともありますが、それはないものねだりです。今私ができるのは、息子が私がこの世を去るときが来たときに、生活に困ることがないように、今のうちにできることをすべてやり切ることだと思います。
私は津久井やまゆり園襲撃事件のご遺族や、被害者家族のみなさんが匿名でしか裁判にのぞむことができないということが、物凄く残念ですし、悔しいです。
初公判では植松被告がどのような主張をするか分かりませんが、公正な裁判をのぞみたいですね。