先日、大津市で散歩中の保育園の子供たちが、無理に右折しようとした車と直進してきた車の衝突事故の巻き添えになって、園児二人が亡くなる痛ましい事故が起こりました。子供たちは引率の先生と一緒にきちんと決められた交通ルールを守っていて、突然襲った惨劇にどうしようもなかった事故でしたが、今日は川崎市登戸駅近くの路上で、通学の為にスクールバスを待っていた子供たちに、包丁を持ったとこが襲い掛かり、小学6年生の女の子と、39歳の外務省職員の男性が無くなり、18人ものけが人が出る惨劇が起こりました。この事件で、襲撃した男は自分の首をさして、病院で死亡しました。男は事件を起こす直前『皆殺しだ』と叫んでいたとの情報もあり、警察は犯行の動機などを調べる方針です。
この事件でも、子供たちはスクールバスに乗り込むため、整然と他の歩行者の妨げにならないように、並んでいたといいます。スクールバスには小学校の教員もついていて、最大限安全に対して配慮をしていたといいます。これはおそらく交通事故を防ぐための措置だったのではないかと思いますが、こういった刃物を持った男の襲撃というのは、全く想定されていなかったのではないかと思います。近くにはコンビニがあって、子供たちが店に避難していて、中には刺されてけがを負った子供もいたそうです。
こういった事件は、いくら安全対策を施していても、防ぎようがないのではないかと思います。最新の防犯カメラでは、カメラに映った人物が興奮状態にあるのかどうかとか、そういったことも読み取れるそうなんですが、そういった機能をもっと生かせないものでしょうか。