sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

今日は重大事件の命日の日です

 今日6月8日は、今から15年前の2001年に大阪教育大学付属池田小学校で、宅間守死刑囚による児童殺傷事件が発生した日でもあり、2008年には東京秋葉原歩行者天国で加藤智大死刑囚による、無差別殺傷事件が発生した日でもあります。
 大阪教育大学付属池田小学校では、小学2年生7人と、1年生1人が犠牲となり、多くの負傷者が出る大惨事となりました。刃物で何の抵抗もできない子供たちを次々に襲い、殺害していった宅間守死刑囚の、常軌を逸した行動に、世間は震撼させられました。
 教員は、刃物をもって子供たちに襲い掛かる宅間死刑囚を取り押さえるのに必死で、教員にも多数のけが人が出ました。
 そして、この事件を受けて問題になったのが、学校の安全管理の在り方。登下校時以外は、門を閉めて、鍵をかける・教員や児童生徒たちに対して、安全・防犯に対する教育が行われるなどの対策が取り入れられました。
 そして宅間守死刑囚に対する、死刑が2004年9月24日に執行され、事件は一応の決着を見ましたが、今この事件を振り返ったときに、犠牲になった子供たちは、いったいどんな光景を見たのだろう・どんな夢や希望を胸に抱いていたのだろう…。ふとそういうことを思います。
 今日、学校では慰霊式典が行われたそうですが、無念にも命を落とした子供たちの死を無駄にしないためにも、安全・安心して過ごせる学校づくりに取り組んでいってほしいなと思います。

そして、秋葉原の通り魔事件ですが、この事件の一報を知ったのは、NHKのニュース速報でした。秋葉原歩行者天国にトラックが突っ込んで多数のけが人が出ているという一方でした。トラックから降りてきた加藤智大死刑囚が、次々に通行人を刺して、7人もの尊い人命が奪われました。ほかにも10人が重軽傷を負っており、近年まれにみる凶悪な通り魔事件でした。動機としては、ネットの交流サイトでのトラブルが原因とされていますが、はっきりとしたことは加藤死刑囚が証言を拒否しているためにわからないというのが実情です。
 この事件は、日曜日の昼下がり、観光客や買い物客でにぎわいを見せる秋葉原を一瞬にして地獄の底へと叩き落しました。
 トラックが突っ込んだ時点では、交通事故だと思われたそうですが、加藤死刑囚がトラックを降りてきて、次々にタガーナイフで通行人を刺し始めると、辺りは一瞬にして血の海と化したそうです。この事件後、秋葉原歩行者天国は一時閉鎖されましたが、今は元に戻って賑わいを見せていますが、事件の風化を防ぐためにも、何らかの施策が必要でしょうね。

池田小学校事件・秋葉原の通り魔事件。何の落ち度もない、子供たちや、通行人が次々に襲われて命を落とした現実を決して私たちは忘れてはならないと思います。