今日、選挙の応援演説のために和歌山県入りしていた岸田総理大臣が、今日午前11時半ごろ、遊説先で演説を開始しようとしたところ、大きな爆発音がして、近くにいた男が威力業務妨害の現行犯で逮捕されました。逮捕されたのは兵庫県川西市に住む、25歳の木村隆二容疑者。和歌山西警察署に移送されて、取り調べを受けているとのことですが、弁護士が来たらお話ししますと述べて、黙秘しているとのことです。
事件の背後関係や動機などは明らかになっていませんが、昨年7月には安倍元総理が銃撃され、死亡する事件も起きており、相次ぐ政府要人の襲撃事件に、あらためて警備のあり方や、選挙応援のあり方について考えなければならないのかもしれませんね。
この事件の背景には、政府に対する不満が鬱積いて、それがほんの小さなことがきっかけで爆発したのではないかと私には思えます。安倍元総理の事件の時も、統一教会に虐げられてきた山上徹也被告が、統一教会と深い繋がりのあった安倍元総理を銃撃して、その後に統一協会の行う、数々の非人道的な献金によって家庭が崩壊し、悲惨極まりない生活を余儀なくされている実態が明らかにされましたが、まだまだ多くの人が犯罪やいじめ、悲惨な事故の被害に遭い、なんら救済措置や被害の回復が図られず、地獄のような苦しみと痛みにのたうちまわりながら、苦しい日々を送っていているのだろうと思いますし、私もその一人です。犯罪被害者や悲惨な事故の被害者やその家族が安心して暮らせるようならないと、また同じことが繰り返されるのではないかと感じます。今の政治には、今一番弱い立場にある人に対して、優しい政策が求められるのではないかと思います。
