sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

とある記事を読んで

今日のyahooニュースの特集記事の中に、DV被害を受けても声をあげられず、過酷な環境で必死に耐えている男性の特集がありました。長年妻の暴力に脅え、給料が少ないと罵声をあびせかけられる、何か気に食わないことがあれば暴力を振るわれる、理不尽なことをされたり要求されたりするなどの被害に苦しんでいるそうなんですが、なかなか離婚に踏み込めなかったのは、小さな子供がいたからなんだそうです。子供を片親にしたくない。子供が可哀想だという思いがあったとか。

暴力を振るう妻もそのことをわかった上で、子供の前でその男性のことを徹底的に侮辱し、父親がだらしなくてどうしようもないから仕方なく暴力を奮っていると言っていたそうです。

その男性は自分が嫁さんから暴力を振るわれているとか、侮辱されているとか、なかなか打ち明けられなかったそうです。自分の妻もきちんと言って聞かせることが出来ないのか・男らしくない・情けないとか思われたくなくて、被害を打ち明けるのを躊躇していたそうです。その関係に終止符を打ったのが小さなお子さんが言った「僕、お母さんからお父さんが叩かれたり怒られたりするのを見るのが嫌だ。お母さんと一緒にいたくない」という言葉だったそうです。男性もこのままでは幼い子供の未来をもダメにしまう。別れよう。そう思い離婚を突きつけて、子供を引き取り、会社には子供の幼稚園に合わせて時短勤務や在宅勤務ができるように手配してもらい、子供と2人暴力に怯えることの無い日々を手にしたそうです。

 

日弁連の話では、DVの被害相談は圧倒的に女性が多く、男性は少数だそうです。男性が女性に対してDVを振るうというイメージが強いせいか、男性のDV被害を訴えることが出来にくい現状があるといいます。

なぜ男性がDV被害を訴えることがなかなかできにくいのか。そこには幼少の頃から言われ続ける「男ならこうあるべき」「男らしく振舞え」という、古い慣習。それがずっと重りになって、被害を訴えたら周りがどう思うのかという恐れを抱くようになり、自分が我慢すればいい。親や友達にも恥ずかしくて言えないという意識につながり、それが被害を訴えにくくしていると言います。

私も最初は元嫁からの被害を訴えることに躊躇いもありましたし、周りの私に対する評価ついて非常に気にしました。元嫁からのDVに悩んでいた頃、仕事ではパワハラがまかり通っていて、仕事の前工程の作業ミスや部品の取り付け忘れなどを見つけて私がリリーフを呼んで対応したら、呼びつけられたオペレーターが「このクソ忙しい時に呼びやがって」の罵声は毎日のように飛び交うので、私も「もうやってらんね」と、そう思いオペレーターに「じゃあ、俺が不具合見つけても一切呼ばんから。俺が悪くないのに、怒鳴られるだけ馬鹿らしいわ」そういって、不具合が流れてきてもそのまま流して、組み立てからクレームが来て、何故呼ばなかったのか私に聞かれたので、それまでの経緯を話して、パワハラが発覚し、そのオペレーターはオペレーターの職務から外され、役職も外され、何もかも失って給料も下げられて左遷させられました。ひょっとしたら、そのオペレーターは私のことを逆恨みしてるかもしれませんね。

会社でのパワハラは何とか型が付きましたが、元嫁のDVも何とか片付けるため、私はあらゆるところに相談しに行って被害を訴えて、一様に言われたのが「あなたはもうよく耐えた。もう自分の心と体を大切にしなさい。でないとあなたの心と体がダメになってしまう。別れなさい」そう言われ、自分も周りを頼っていいんだな。そう思えるようになって、元嫁に対しては離婚を突きつけてもう戻ることは無い。それは全てお前が俺や子供たちに対してやった事が原因なんやから、お前がこれまてまやってきたことに対する責任をとれ。そう伝えて離婚を切り出して、元嫁との生活にピリオドを打ち、今に至ります。

DV被害はまだ早いうちだとそれだけ被害も小さくすみます。なるべく傷が浅いうちに訴えることが重要だと思います。誰もがDV被害や虐待の被害にあっても、声を上げることが出来る体制に持ってけたらいいなと思います。どうか男性のDVを訴えやすくなりますように。私はそう願ってます。DVやパワハラを受けのは女性だけじゃなく、男性にもいるんだという、ことを知って欲しいなと願います。