sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

24時間テレビ

一昨日から昨日にかけて、毎年夏の終わりの恒例の24時間テレビが放送されましたね。私も時間が空いた時に見てみたんですが、今年も色々ハンディを抱えた人が登場して、いろんなパフォーマンスが披露されてました。

 色々批判がありますが、障害のある息子を抱えている私としては、こう言ったハンディを抱えている人がいろんなことに取り組むのを放送してもらえるのは、障害を抱えた人やその家族がどのような問題や困難を抱えていて、何が必要なのかわを知っていただける貴重な機会であり、ありがたいなと感じてます。

私の息子が産まれた頃は、まだまだ障害を抱えた人に対する差別意識や偏見が根強く残っていて、表に出すなっていう意識が強がった時代です。

 長野オリンピックのあとに開催された長野パラリンピックが一つのきっかけとなって、少しずつ障害者に対する偏見や差別が改善されるようになってきましたが、それでもまだまだ差別が残っているのが現状です。

 前にも書きましたが、以前息子が小学校に通っていた頃、クラスメイトの保護者から「あなた方はいいね。お金がもらえて」と言われたことがあり、まだまだ日本の障害者に対する認識はこの程度なんだなと思ったことがあります。息子には療育手当という形でお金が支給れていますが、これは普通に働いて給料をもらうことが不可能な息子が、私たち親がいなくなった後に生活に困らないように必要なお金であり、今親世代が働けるうちは生活の重い負担にならないようにするための措置です。側から見ればお金がもらえていいなと思うかもしれませんが、障がい者が安心して暮らせるようにするための大切なお金です。

 正直、私は息子の障害でお金がもらえてラッキーとか思ったことも、息子が障害者てよかったと思ったこともないです。息子にも普通に働いて、好きなことをして、好きな人ができたら結婚できたらと思っていましたが、今は息子が明るく楽しく笑って過ごせたら、それでいいのかなと思う私です。

 私のちょっとした私の夢は、息子の特技であるドラム演奏を24時間テレビで演奏できたらなってことです。今度子供音楽センターで練習がある時に先生に相談してみようかなぁ。