sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

「電車止めることが職責」〝闇〟伝えるJR西の語り部 脱線事故17年(産経新聞)

「電車止めることが職責」〝闇〟伝えるJR西の語り部 脱線事故17年(産経新聞https://news.yahoo.co.jp/articles/40226766504118f87f7ea07525f5d95e6ec4deda

 

またあの悪夢のような脱線事故が発生した日を迎えるんですね…。乗員乗客107人がなくなった福知山線脱線事故JR西日本の企業体質が厳しく問われましたが、ホンの1〜2分の遅れを取り戻すために無理にスピードを上げて、カーブを曲がりきれずに線路を逸脱してマンションに突っ込んだわけですが、やはりあの事故の衝撃は直接この目で遭遇したわけではありませんが、大きかったです。

電車に乗っているとよく耳にするのが、遅れを詫びる車内アナウンス。そりゃあ予定より1時間とか2時間とか遅れたらわからないでもないですが、たったの2〜3分程度の遅れを詫びる必要あるのかな?って思います。確かにダイヤ通りに電車を走らせることは必要かもしれませんが、それよりももっと大切なのは、乗客に安心して乗ってもらえるように、安全に電車を走らせること。そのためには電車をとめることに躊躇しないでほしいです。

私の好きな鉄道が走る凶器になるような、悲しい事故を起こさないように、これからも安全な運行を目指していただきたいと私は願ってます。無事故で一日の運行を終えることが、亡くなった方への一番の鎮魂になるのではないか、亡くなった方への思いに報いることになるのではないかと思う私です。

 

追記:昔鉄道雑誌の記事で、いかに正確に電車を走らせることが素晴らしいかを書いたのを読んだことがあるんですが、なんかスピード第一主義・正確な運行第一主義が行き過ぎた事故だったのではないかと、思います。今はただでさえ人口が減少し、ますます他の交通機関との競争が激しくなると思いますが、だからこそ、鉄道が一番安全な交通機関でなければならないのではないかと思います。

また、我々も鉄道という交通機関に対しては、スピードや正確さをもとめすぎるのも、そろそろやめないと、また同じ悲劇が繰り返されてしまうのではないかと思う私です。

特に首都圏・中京圏・関西圏は同業他社との激しいデッドヒートが繰り広げられてますが、これから先、鉄道会社同士で競ってても人口が減少し続ける社会では、先細りしていくのは目に見えてます。お互いに連携して、安心安全に、乗客が便利になるような方策を取り入れていくようになってほしいなと思います。