先ずは前回の答え合わせからです。前回は野球のピッチャーが投げるストレートは、なぜほぼ真っすぐな軌道をたどってキャッチャーに補給されるのかを当てる問題でしたが、答えはボールが進む方向に向かってピッチャーがボールを投げた瞬間からスピンがかかっていて、ボールの上を流れる空気のほうがボールの下を流れる空気よりも早くなり、揚力が働いて、ボールを浮き上がらせる力が働くため、ほぼ真っすぐな軌道をたどってキャッチャーに捕球されるためです。
では今回の問題。今回は東日本大震災から11年でもあり、東北地方で今月強い地震がありましたので、地震に関する問題です。
2015年に小笠原近海で発生したマグニチュード8.1の小笠原西方沖地震では、日本全国で震度1以上の揺れを観測しました。しかし、これだけの地震の規模と、広い範囲で揺れを観測したにもかかわらず、津波が発生しませんでしたが、なぜ津波が発生しなかったのかを当ててくださいね。
