sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

緊急事態宣言、全国へ拡大

 先週、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府兵庫県・福岡県に発表された、コロナウィルスに関連する緊急事態宣言。緊急事態宣言が発令された後も、感染の勢いが止まらないばかりか、地方でも感染の拡大が進んでいることから、緊急事態宣言が全国へ拡大されることになりました。これで先に緊急事態宣言が発令されていた都府県と同じように、他の道府県知事に、強い権限が与えられることになりました。生活必需品や食料品などの買い物は今までと同じようにできることができますが、居酒屋や、カラオケ、バーやスナックと言った、いわゆる3密の条件がそろう場所への出入りの自粛要請や、スポーツジムもダメ、コンサートや映画などの劇場もダメってなると、本当楽しみの場所がだんだんとなくなってしまいますよね。

 ここで一つ想い出したお話があるんですが、国民は歌を歌ったり、楽器を演奏することが大好きなとある国に、音楽が大嫌いな王様が就任して、まずは国民に対して楽器を使っての演奏を禁止する命令を出しました。そこで困った国民はどうしたかというと、楽器がだめなら、自分の身体を打楽器代わりに使って、手拍子や足踏みなどでリズムをとって歌を歌えばいいということを思いついて、国民はそれを実行し始めました。それが王様の耳に届いて、体を楽器代わりに使って音楽を演奏することを禁止する命令を出しました。その命令に困った国民でしたが、ある一人の青年が「楽器の演奏がだめでも、自分の身体を楽器代わりに使うのがだめでも、僕たちにはもう一つ残された楽器があるじゃないか。僕たちの声で歌えばいいんだよ」そう言って、大きな声を出して歌いだすと、多くの人たちが賛同して、それがやがては大きなウェーブとなって、やがて王様は国民の支持を得られずに失脚して、国民は楽器を演奏したり、歌を歌う権利を取り戻したというお話だったんですが、このコロナウィルスに、コンサートホールで音楽を楽しむことを奪われても、今では私達にはパソコンやCDを介して音楽を楽しんだり、映画やドラマを楽しむことができます。コロナウィルスでも、私たち人間のほんのささやかな楽しみを奪うことはできないのです。今はほんのささやかな楽しみに興じて、やがてコロナウィルスが退散したら、思いっきりいろんなことを楽しもうではありませんか。このコロナウイルスもいつかは退散する日が来ます。そしたらいろんな楽しみが待っていると思います。それまでほんの少しの間辛抱して、今は感染拡大を防ぐことに全力を注ぎたいなと思う私です。