sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

船戸優里被告、2審も懲役8年の判決

 今日、当時5歳だった船戸結愛ちゃんに虐待を加えて敗血症により死亡させたとして、母親の船戸優里被告に対する2審判決が言い渡されました。1審では懲役8年の判決が言い渡されてましたが、船戸雄大被告(懲役13年の刑が確定)によるDVの実態が反映されていないとして、弁護側が控訴していました。2審判決で、雄大被告の影響は確固たるものではなかったとして、弁護側の控訴を棄却しました。今日の判決言い渡しには優里被告は出廷せず、弁護士が代理で出席したそうですが、弁護側は上告せず、判決を受け入れるという事です。

 この事件、雄大被告が主導的な役割を果たしていたわけで、いうことを聞かなかったり、結愛ちゃんをかばったりした場合、優里被告に対しても情け容赦ない暴力が振るわれていたことを考えると、優里被告が懲役8年で確定するのであれば、雄大被告の13年という判決が改めて軽すぎるんじゃないのかっていう気がします。私は雄大被告に対しては、少なくとも求刑通りの懲役18年を課すべきだったのではないかと思います。

 この事件は結愛ちゃんの残した、あまりにも悲痛なメッセージ、必死に幼いなりに覚えたてのひらがなで助けを求めるメモを残していて、大きな反響を呼びましたが、今改めてこの事件を考えてみると、結愛ちゃんが亡くなるまでの間に数多くのSOSを発していて、助けられた命だったのだと思うと、助けてあげられなかった大人の一人として、結愛ちゃんに申し訳なく思います。私達が亡くなった結愛ちゃんの無念さを少しでも晴らしてあげられるとすれば、このような悲しい虐待事件が少しでもなくなるように努力することではないかと思います。

 本当いつになったらこのような悲惨で悲しい子供が犠牲になる事件が無くなるんでしょうか。