sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

心愛さん虐待死、明日判決

 千葉県野田市で2019年1月に小学4年生だった栗原心愛さん(当時10歳)を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪など、六つの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判の判決が明日、千葉地裁(前田巌裁判長)で言い渡されます。検察側は虐待がおよそ1年半にわたるなど過去の同種事件と比べよう花いほど重たい事案だとして、懲役18年を求刑しています弁護側は具体的な暴力行為をほぼ否認しており、裁判員らの判断が注目されます。

 

 検察側は論告で、虐待による傷害致死事件でこれまでに最も重かった判決は懲役11年、保護責任者遺棄致死事件では13年だと説明したうえで、今回の事件はこれらの事案より虐待期間が長く、内容も陰湿で残酷だと言及。「従来の量刑傾向を大幅に超える比類なき重い事案」と強調しました。

 これに対して弁護側は一時保護されるきっかけとなった心愛さんが学校のいじめ調査アンケートで訴えた17年11月の暴行について「何ら暴行もしていない」と無罪を主張しています。他の五つの罪についても「罪を争わない」としつつ暴力行為の大部分を否定して事実関係を争っています。

 さらに「日常的に虐待をしていたわけではない。躾が行き過ぎた結果だ」と述べて情状酌量を求めています。

 傷害致死罪について、検察側は司法解剖の結果をもとに「口に多量の水が入らなければ溺水の所見は見られない」と被告が心愛さんの顔に冷水を浴びせ続けた可能性を指摘。弁護側は「心愛さんが暴れたので落ち着かせようとして額辺りに2~3秒かけた。口には書けていない」と否定しています。

 起訴状によりますと、被告は19年1月22日~24日、心愛さんの食事を与えず、浴室に放置するなどして十分な睡眠をとらせず、冷水を浴びせるなどの暴行を加え、心愛さんを死亡させたとしています。17年11月~19年1月には、心愛さんの頭を殴ったり、顔や腕を圧迫するなどして一か月のけがをさせたりしました。また、心愛さんの母親(33)=傷害ほう助罪で懲役2年6か月、保護観察付執行猶予5年の判決が確定=に対しても顔を殴り太腿を蹴る暴行を加えたとされています。

 

 この裁判は、これまでの虐待死事件での量刑判決を大幅に蹴る懲役刑が求刑されていますが、私は18年でも軽すぎると思います。心愛さんが味わった苦しみや絶望、恐怖に比べたら、18年たったら人知れず出所して、のうのうと生きていくことになるわけで、こういった奴は二度と社会に出てきては欲しくないです。

 この男は心愛さんの未来を奪い、妻である心愛さんの人生も滅茶苦茶にしたんですから、それなりの厳しいペナルティーを受けて欲しいなと思います。

 私は、この裁判では日本の子供の虐待死事件に対する司法制度の根幹が問われているように思います。明日の裁判では、求刑通りの判決を出してほしいなと思います、間違っても意味の分からん減刑などはしてほしくないです。大体裁判では求刑に対して2割ほど減刑された判決が言い渡されることが多いですが、この男にはそう言った温情なんか必要ありません。絶対に許せないです。