sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

心愛さん虐待死事件続報

 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(10)が自宅で虐待により死亡した事件で、逮捕された父親の栗原勇一郎容疑者(41)が「生活態度を注意したらもみ合いになった。うるさくて暴れるので、躾のためにやった」と供述していることが、捜査関係者への取材で明らかになりました。近所では、女児の鳴き声や男性の怒鳴り声などが度々聞こえていたといい、県警は以前から虐待を受けていた可能性があるとみて調べています。
 
 発表によりますと、栗原容疑者は24日午前10時ごろから午後11時20分ごろ、自宅で心愛さんに服の上から冷水シャワーを浴びせたり、首付近をわしづかみにしたりしてけがを負わせた疑いがもたれています。栗原容疑者の通報で駆け付けた救急隊員が浴室で倒れている心愛さんを発見しましたが、すでに死亡していたといいます。体には複数の痣があったといいます。

 近くに住む主婦(48)や男性会社員によりますと、以前から女児が泣きわめき、「お母さん、怖いよ」と叫ぶ声や「うるさいんだよ」という男性の声を何度も聞いたといいます。主婦は「最近も男の人の怒鳴り声と鳴き声が聞こえた」と話していました。通学先の小学校によりますと、心愛さんは始業式があった今月7日から欠席していたそうです。

 一方、同市によりますと心愛さんは2017年11月、当時通っていた小学校が行った、いじめに関するアンケートで「父からいじめを受けている」と答えていました。小学校から連絡を受けた市が、県柏児童相談所に通報し、児相が心愛さんを一時保護。そのご両親の元に戻され、18年1月に現在の小学校に転向していたそうです。

 今回の事件でも、何度も虐待をうかがわせるSOSが発信されていたにもかかわらず、助けられなかった…。一体、どれだけの子供の命が犠牲になれば、このような事件はなくなるんでしょうか。父からいじめを受けていると学校のアンケートで書いて出したのは、心愛さんが抵抗できる・自分が置かれた状況を周りに知らせることができる数少ないチャンスだったのかもしれません。
 また、近所では心愛さんが泣き叫ぶ声が度々聞かれていたという事だそうですが、なぜ警察なり児相なりに通報しなかったんでしょうか。
 母親は心愛さんが虐待を受けているのをどのように思っていたんでしょうか。なぜ母親は警察や児相に通報しなかったんでしょうか。周りがもっと心愛さんに気を配っていれば救えたはずの命です。いっそのこと、虐待により子供を死に至らしめた場合は、虐待を加えた者に死刑などの重い刑罰を科すべきです。