sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 熊毛の実家化から帰って、次男の入学式に備えて、スーツなどの準備をしながら、元嫁が「お母さんのところに電話をした方がいいんじゃないか?一体何があったん?」などと訝しがるので、私は母の携帯に電話を掛けました。これはすでに前日話し合った通りのことで、私は「叔母が亡くなった?なんで?」と、わざとらしく聞くと、母が電話越しに「急に具合が悪くなって、倒れてそのまま病院に搬送されたけど、助からんかったみたい。」というので、私も「そうなん?で、葬儀はいつなん?」と聞くと、「今晩葬儀が行われるから、入学式が終わったら来るように」というような話をして、電話を切りました。元嫁は「なんて言いよったん?」と聞くので、私は「急病で倒れて、そのまま息を引き取ったらしい」と告げて、そのまま次男の入学式に向かいました。次男は、真新しい小学校の制服に身を包んで、入学式に臨みました。学校の正門の前で記念撮影をして、何も知らない次男は愛らしくピースサインをしながら写ってました。入学式では校長先生の挨拶や来賓の祝辞・在校生の歓迎のあいさつなどが行われ、入学式が終わると教室に移動して、担任の先生の挨拶などが行われました。次男は新しい、見慣れない教室に興味津々といった感じで、少し緊張したような感じでした。でも人見知りなど全くしない次男の性格上、すぐ隣に座った子供たちとすぐに打ち解けて、言葉を交わすようになってましたし、幼稚園からのお友達もたくさんいたので次男も喜んでました。そして、次男が幼稚園の頃、次男にお熱だった女の子も一緒のクラスで、その女の子(Nちゃん)はとーっても喜んでました。
 入学式などの一通りの行事が終わって、私は元嫁に「葬儀に行く準備があるから」と言って先に学校を出て、私は車を走らせて、再び葬儀が行われる斎場に向かいました。そしてしめやかに行われた葬儀。癌の痛みや、抗がん剤投与などの苦しみから解放されて、その顔は安らかでした。ただ、最愛の叔母をなくした叔父の姿が小さく見えた私です。本当に叔父と叔母は仲が良かったですからね。
 葬儀の時には、久しぶりに会う親戚もいて、近況を確かめ合ったり、今度飲みに行こうと言葉を交わしたりして、もう一晩熊毛の実家に戻って、翌朝、朝食を済ませてから家に戻った私です。こうやって、元嫁には最後まで嘘を付き通して葬儀は終わったのでした。