sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録統一教会編

 2008年4月8日。この日は、私は夜勤の仕事に入っていて、仕事が終わって帰ろうとしていると、母から一本の電話が私の携帯に入りました。「たぶん、叔母の訃報なんだろうな」と思いながら電話に出ると、やはり叔母がなくなったという連絡でした。叔母は胆のうがんを発症して、闘病生活を続けていたんですが、このことが元嫁に知られると、またくだらんことを言い出すと思った私は「元嫁にはこのこと(叔母ががんで亡くなったということ)は絶対に内緒にしておいてくれ」と言っておきました。そして、携帯に登録してある私の上司に電話をかけて、叔母がなくなったので、休みをもらいたいという旨を話して、2日間の休みをもらいました。もともと、次男の入学式があったので、有給の申請をしていたんですが、葬儀・告別式の日程を考えると、1日の休みでは足りないので、二日間の休みをいただきました。そして、私は帰宅するとまずは風呂に入って体をきれいに洗い流して、元嫁が出かけたすきに喪服を一式取り出して、車に詰め込むと両親の家にもっていきました。そう、これから元嫁に葬儀・告別式があるのがばれるのを防ぐため。叔母の具合がよくないということは、元嫁には一切話してなかったので、怪しまれるのを防ぐためでした。
 私は両親に「俺はいつもの時間に起きて、会社に行くふりをして出てくるから、先に行っててくれ」と告げて、そのまま高速に乗って、告別式が行われる斎場に向かいました。この時、母は私の携帯と間違えて、元嫁の携帯に電話をかけて、留守電に私が家を出たかどうかなどのメッセージを残してしまったそうです。そのことを知らない私が斎場に着くとすでに親戚一同が集まってきていて、私も受付を済ませてそのまま告別式に参列したんですが、母が「あんたの携帯と間違えて、智子の携帯に電話してしまった」などと言っていたので、元嫁も私の親せきの誰かがなくなったということを知ってしまったので、これから、元嫁がグダグダ言わないようにするにはどうしたらいいのか話をして、私は「絶対にがんで亡くなったということを知られないようにせんと、あーだこーだ言い出すから、癌ではなく、急病で亡くなったことにしてはどうか」というと、「それが一番じゃろうね。それじゃったら、いろいろと忙しくて、元嫁に連絡ができなかったっていう理由づけもできるわね」ということにして、告別式が済んだ後私と両親は熊毛の実家に一晩泊めてもらうことになりました。私は仕事に行っていることになっていたので、家に帰ったら、何も知らなかったという風にして、元嫁が何かを言ってきたら、初めて知ったという風にふるまうことにしました。
 翌日、私は仕事が終わる時間に合わせて帰宅し、家に入ると「昨日、あんたのお母さんから私の携帯に伝言があったんじゃけど、何かあったのか?」と聞くので、私は「さぁあ?俺は何も聞いてないけど?」と言いながら、私の母に電話をかけて、そこで初めて叔母がなくなったということを知ったふりをしてました。そして、スーツを取り出して、そのまま次男の入学式へ出席した私です。