三学期がスタートして、本格的な寒い季節を迎えた1月15日。この日は熊毛の実家に帰省していたようですね。熊毛の実家には「まるちゃん」という、メスのビーグル犬がいて、どうやら散歩に出かけたみたいです。最初は、私がリードをもって歩いていたんですが、次男が「僕も持つ~🐶」というので、私が手を添える形で、次男にリードを持たせたんですが、次男としては自分一人で持ちたかったみたいで、「一人で持つの」と言って、次男にリードを持たせたと連絡帳に書いてあります。ただ、ビーグル犬くらいの体格になると、引っ張る力がかなり強いので、次男がリードを持つと、まるちゃんを散歩に連れて行っているというよりは、まるちゃんに引っ張られてる。という方が正解だったかもしれません。ただ、次男も自分の力でまるちゃんの散歩に行ったという自信が欲しかったのかもしれません。
一方の息子は、まるちゃんのことを怖がっており、特に、訪れたときのまるちゃんの”熱烈な歓迎”が怖かったみたいで、まるちゃんが近づいてくると、飛んで逃げてました。
私は、まるちゃんは怖くないんだよっていうのをわかってほしくて、まるちゃんがやってくると、頭を撫でてやって、かわいがってやってましたが、息子にとっては、やっぱり勢いよく飛び出してくるのが怖かったんでしょうね。
そのまるちゃんも今から10年ほど前に乳がんを患い、息を引き取りましたが、そのことで、元嫁がまた至らんことを言ってました。かわいがっていたペットをなくして、悲しみに暮れている実家の両親に対して「まるちゃんは、熊毛の家の犠牲になって死んでいったんです。癌になって死んだのも、物をため込んでケチケチしているからなんです。これでケチケチしたことをすると、どんなことになるかよくわかったでしょう」などと言って、熊毛の実家の両親から大目玉を食らっていました。ようは、自分が癌になりたくなかったら、今ある財産をすべて統一教会に差し出せっていうことが言いたかったようです。統一教会では、がんになりたくなかったら財産を差し出しなさいということが徹底的に頭に刷り込まれます。そして統一教会に献金・献品して統一教会に使ってもらうことで救われるということが繰り返し繰り返し教え込まれます。
熊毛の両親は、このときに元嫁が何かおかしな団体に関わっているのではないかという疑念を抱いたと、のちに語っています。熊毛の両親は、まるちゃんに対して、まるちゃんを苦しめるようなことは一切していませんでしたし、まるちゃんも熊毛の両親や、私たちによくなついていました。なので、家の犠牲になって死んでいったという元嫁の発言はとても許しがたいものだったのだろうと思います。
同じように、我が家で飼っていたポッキーも「ポッキーは家の犠牲になって死んでいったんです。」などと言って、私の実家から金をだまし取ろうとしていた形跡があり、私の両親も、熊毛の実家の両親も、元嫁に対して、何か様子がおかしいということを感じ取って、元嫁に対する疑念を深くしていった時期でした。