sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

いじめって楽しいですか?

 この前、Eテレのいじめノックアウトという番組の中で、ラインにまつわるいじめについての放送がありました。私は録画してみたので、放送されたのは、去年の年末くらいじゃないかと思います。 
 その中で、ラインや掲示板などのSNSを使ったいじめの深刻さが浮き彫りにされてました。SNSを使ったいじめ(誹謗中傷や、相手の人格を否定する書き込みなど)は相手の姿が見えなくて、匿名性が高いので外部に発覚しにくくて、気が付いたら事態が深刻な状態になっているということも珍しくないそうです。
 いじめにもいろいろな形態があります。殴る蹴るといった身体的暴力を伴うもの・無視や仲間外れなどの精神的ダメージを与えるもの・ネットでの誹謗中傷・被害者が嫌がることを強要するなどありますが、どんないじめでも、加害者に問いたいのは、いじめをやってて楽しいのか?そして、自分がやっている加害行為で、被害者が一生立ち直れないくらいの精神的なダメージを背負うことになったり、最悪、被害者が自殺をするような結果を招いたときに、どうやって責任を取るのか・責任をとれるのか、今自分がやっている行為を、自分の子供に胸を張って言えるのか?このことを問うてみたいです。
 危害を加えている側にとっては、遊び半分・冗談のつもりなのかもしれませんが、人に一生立ち直れない心の傷を背負わせてしまったり、自殺にまで追い込んでしまったりしたら、「あれは遊びだった・冗談のつもりだった」という”つもりだった”という言い訳は通用しません。
 私は自殺未遂を起こすほどの凄惨ないじめを経験してきましたが、そのいじめが原因で大阪から山口に引っ越しっしてきて、私に危害を加えていた奴らからのいじめはなくなりましたが、その時に背負ってしまった心の傷は、今なお私を苦しめ続けています。あれから30年以上が経過しているにもかかわらず、いまだに悪夢にうなされるんです。あの時のリアルな映像を夢に見て飛び起きることがあるんです。
 私のいじめは、今のようなネットというものがなかったので、チェーンレターで私の誹謗中傷するようなことが教室中に出回ったり、今まで仲の良かった皆から徹底的に無視をされたり、何か起きると、その責任がすべて私に押し付けられたり(教室の中でものが壊されたとか、何かがなくなったといった場合、「Y君が壊しているのを見かけました」とか、「Y君が隠しているのを見かけました」、加害行為を働いている側の奴らにとって、気に食わないことが起きると、そのはけ口として私に身体的暴力を加える・精神的ダメージを与えるといったいじめが主でした。先生も、私が教室の中で悪さをするような生徒ではないと分かっていたので、全てうそだと見通していましたが、何かあったらすべて私の責任として押し付けられるというのは、6年生になってから1年間、ずっと続きました。
 人の人生を根底から狂わせてしまういじめ…。あなたに人の人生を狂わせる権利・人の家族の生活をめちゃくちゃにする権利なんかありますか?
 今になってふと思うことがあります。私がいじめを経験していなかったら、故郷の大阪で、また違った人生を歩んでいたんだろうなと。そしたら、のちに起こる統一教会との関わりも、元嫁との離婚もなかったのかもしれないと…。いじめが原因で山口に引っ越ししてきたことは、私の人生の中の大きなターニングポイントの一つなのかもしれません。