sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ストーカー・SNSからの発展

 今日の新聞の社会面に掲載されていた記事ですが、タレント活動をしていた大学生の富田真由さん(20)が東京都小金井市のライブ会場前で刺された事件を受けて、警察庁20日SNSへの書き込みがストーカー被害に発展する恐れがあることを認識するよう全国の警察に通達しました。
 殺人未遂容疑などで送検された岩埼友宏容疑者(27)は富田さんのファンで、一方的にツイッターでメッセージを送信。富田さんは事件前、警視庁武蔵野警察署に相談しましたが、同署は「切迫性はない」と判断。本部の全問部署に報告しませんでした。
 SNSの普及で、ストーカー被害は元交際相手に限らず、「SNSのみのやり取り」や『有名人に対する一方的な憧れ』などによっても生じる可能性があることから、通達は、切迫性や危険性の判断が難しい場合も、本部の専門部署に速報を徹底するように求めています。
 同署は3年前に別の女性からあった、岩埼容疑者についての相談を把握せず、富田さんからの110番があった際には別の場所に出動しました。このため、通達は、相談情報の共有や110番への適切な対応も指示しています。

SNSの普及により、誰もがストーカーの被害にあうリスクがあるんですね。富田さんの事件はその怖さを如実に物語っているような気がします。特にSNSの場合、相手の顔が見えない匿名性が高いため、一方的に好意を寄せられるということもあります。もしそういうようなことがあったら、迷わずに警察に相談するのが一番でしょうね。

また、ストーカー関連で、このような記事も掲載されていました。

長崎県西海市で2011年、ストーカー被害を訴えていた女性の家族二人が刺殺された事件で、殺人罪などに問われ、1審・2審で死刑判決を受けた無職筒井郷太被告(31)の上告審弁論が20日最高裁第一小法廷(池上政幸裁判長)でありました。
 弁護側は「自白調書に任意性はなく、被告の犯行を裏付ける証拠はない」などとして、改めて無罪を主張しました。
 検察側は「調書の任意性に疑いの余地はなく、強い殺意に基づく犯行で、更生の余地はない」と反論して結審しました。判決期日は後日指定されるということです。
 1審長崎地裁と2審の福岡高裁判決によると、筒井被告は千葉県習志野市で同居していた女性が再開氏の実家に連れ戻されたと思い込み、11年12月、女性を奪い返すために実家などに侵入し、女性の祖母(当時77歳)と母親(当時56歳)を刺殺したとされています。

ストーカーというと、相手の勝手な思い込みや妄想が暴走して起こることが多いのではないかと思います。この事件も女性を連れ戻されたと思い込んで長崎の実家に行って、2人を殺害したわけで、決してその罪は軽くはないはずです。弁護側は、自白の人制はないと主張しているようですが、おそらく棄却されるか、死刑判決が出るでしょう。自分の思い通りにならなければ、殺人もいとわないというのは、あまりにも身勝手すぎて、更生の余地はないと思う私です。