sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

川崎市・中学一年生殺害事件、裁判始まる

 今日年の2月に神奈川県川崎市多摩川河川敷で起きた中学一年生、上村遼太君(13)が首を何度もカッターナイフで切り付けられて殺害された事件。そのうち主犯格の少年(19)に対する裁判の初公判が始まりました。少年は起訴事実を認めて今日の裁判は閉廷しました。
 この事件は昨年2月、川崎市多摩川河川敷で、中学1年生の上村遼太君が首を何度も刺されて殺害されて、知人の少年3人が逮捕されたものですが、このうち、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年の初公判が開かれ、少年は「間違いありません」と起訴事実を認めました。

 検察側は冒頭陳述で「上村君に怒りを募らせたが、中途半端に傷をつけると、自分が逮捕されたり報復されたりする可能性があると思い、殺害することにした」と殺害に至った経緯を明らかにしました。
 一方弁護側は「最初は上村君を殺そうとは思っていなかった。一緒にいた少年からカッターナイフを渡され、反射的に切り付けてしまった」などと述べました。

 また、午後から行われた被告人質問では、殺害当日の河川敷での出来事について、「川に行って、別の少年からカッターナイフを渡され受け取った。脅そうと思い、カッターの刃を出して、上村君の頬を2~3回切りつけた首をやったら死ぬかなと思って首を切った別の少年に『やってくれ』と頼んだら、「自分でやれ』と言われたので、また切った」などと話したそうです。
 裁判は明日も続き、検察側の被告人質問が行われ、明後日、検察側が求刑を行って、結審する見通しです。

この事件、やり方があまりにも残酷で、大きな衝撃を与えましたよね。『首を切ったら死ぬかなと思った』ということを言っているそうですが、そんなこと考えること自体異常です。この事件の前にも上村君をぼこぼこに殴って、顔に大きなあざができるようなけがを負わせていた少年たち。この時点で警察などに通報されていれば、殺害されずに済んだのかもしれません。

こういう事件を聴くたびに思い出すのが、女子高生をドラム缶に入れてコンクリート詰めにして殺害した事件。この事件を基にしたドラマでは、被害者の父親が「犯人は逮捕されても人権だけは守られる。でも被害者には何も残らない」という言葉。この事件でも殺害された上村君の遺族は、一生大きな悲しみと苦しみを抱えながら生きて行かなくてはならないと思いますが、犯人の少年たちは逮捕されても人権は最大限守られて、匿名で報道されて、無期懲役刑以下ならいつの間にか人知れず出所して、のうのうと暮らしていけるんですよね。殺人などの重大事件を引き起こした少年は、たとえ未成年であったとしても実名と顔写真を公開すべきだと思いますし、たとえ一人しか殺害していなかったとしても、大人と同様に重い罪を科すべきです。