sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

川崎中学1年生殺害事件・3少年を起訴

 神奈川県川崎市川崎区の中学1年生上村遼太君(13)が殺害された事件で、横浜地検は21日、横浜家裁から検察官送致されたリーダー格の少年(18)を殺人罪で、逮捕当時17歳だった無職少年(18)と別の無職少年(17)を傷害致死罪で横浜地検に起訴しました。3人の審理は成人と同じ裁判員裁判で行なわれるようです。
 起訴状では、3人は共謀し、2月20日午前2時ごろ、川崎区の多摩川河川敷で上村君の首をカッターナイフで多数きりつけるなどして出血性ショックで死亡させたとしています。傷害致死罪で起訴の2人については、カッターできりつけるなどの暴行を加えたものの殺意は無かったと判断したそうです。
 リーダー格とされる少年は、事件前の1月17日未明、横浜市内で上村君の顔を数回殴る暴行をくわえ、約2週間の怪我を負わせたとする傷害罪でも起訴されたそうです。
 捜査関係者によると、リーダー格とされる少年は、上村君を殺害したことを認めているそうです。一方18歳の無職の少年は『自分は切りつけていない』と暴行を否定。17歳の少年は『暴行しなければリーダー格の少年に自分がやられると思った』と話しているそうです。

この事件、非情に衝撃的な出来事だったですよね。やっていることは、イスラム国と全く変わりない野蛮な行為で、汲むべき情状酌量の余地は無いと思います。これからこの事件は裁判員裁判で審理されるということですが、裁判員に選任された人たちは、残虐な殺害場所の写真や遺体の写真などを見ることになると思いますが、未成年であったという事情を抜きにして、事件の残虐性などを審理して欲しいと思います。

リーダー格の少年をのぞく2人の少年は殺意は無かったということで、殺人罪の適用を見送ったということですが、本当に殺意が無かったのか、私は疑問に思います。いくらリーダー格の少年から命令されたからと言っても、カッターナイフで切り付ければ、命に危険が及ぶというのは、容易に想像がついたはずです。未必の殺意があったと私は思いますが。
 私は事件の残虐性を鑑みて、リーダー格の少年には、光市の母子殺害事件の福田孝行被告(現在は養子縁組により大月孝行に改名)ように死刑に相当する事件だと思います。