sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

川崎中学生殺人事件、17歳少年も関与認める

 先月20日に発覚した川崎市多摩川河川敷での中学一年生上村遼太君殺害事件、主犯の18歳の少年が、17歳の少年に対して暴行を加えるように指示して、17歳の少年二人も暴行を加えていたことが供述で明らかになりました。当初は、17歳の少年二人は暴行を否定していましたが、3人で暴行を加えていたことになります。
 
 18歳の少年が、上村君に対して多摩川で泳ぐように指示し、岸に上がってきたところを暴行を加えて、18歳の少年と、二人の17歳の少年のうち、一人がカッターナイフで切りつけるなどしていたそうです。そして、『他のところに行ってろ』といわれて現場から離れていたもう一人の17歳の少年が戻ってくると、その少年にも暴行を加えるように指示して、暴行を加え、そしてカッターナイフで致命傷となる深い傷を負わせて、殺害したということになりそうです。まだ3人の供述には一致していないところもあるそうですが、大筋では一致しており、警察は慎重に取調べを行なう方針だそうです。

この寒い中多摩川の中に入って泳ぐように指示したり、上がってきたところを暴行を加えるなど、人の命をなんとも思わないような行動・・・。いったい何が彼らをこのような凶悪事件に駆り立てたのか、まだまだその真相は明らかになっていませんが、取調べが進むのつれて、やったことの残虐性が浮かび上がってきますね。

今日発売の週刊新潮では、少年の実名と顔写真が掲載されるそうですが、ここでまた論議を呼びそうなのが少年法の壁。この少年法が成立したのは、昭和23年といいますから、今から67年前のことです。この当時は、戦後の混乱期の中で、食べるものがなく、生きて行くために仕方がなく食べ物や金品を盗んで罪を犯してしまった少年達の更生を目的に、実名や顔写真などの公開が禁止されたということになっていますが、この法律が成立した当時と、今とでは、明らかに事件の性質も変ってきています。私は少年法を改正して、このような凶悪事件を起こした犯人が、たとえ20歳未満の少年であったとしても、実名や顔写真、現住所などを公開すべきだと思います。今の少年法は、現代の少年が引き起こす事件とかみ合わなくなっています。